目に見えるもの、見えないもの、どちらを信用しますか?
近畿でライフプランデザイナー(お金の軍師)をしております、石野です。
革命が起こると、それまでの常識が非常識になっていきます。
18世紀後半:産業革命(石油利用による自動化)
20世紀後半:IT革命(インターネットで人とモノがつながる)
直近では、IT革命によって、世の中の技術が発展していくにつれ、それまで見えていたものが見えなくなってきているように感じませんか?
(例)手紙→FAX→Eメール→LINE、Facebook
昔は、手紙を書いて郵便屋さんがそれを届けてくれることによって、遠く離れた人に連絡を取っていました。その返事をもらうまで1週間はかかります。
それがFAXとなり、FAXのインフラが整備されている場所では、
「どこでも」一瞬で連絡出来るようになりました。
さらに、国策によってペーパーフリーが進み、Eメールによって
「いつでも、どこでも」連絡が取れるようになりました。
直近では、インターネットと情報が融合し、SNS(ソーシャルネットワークサービス)が出来ました。これで、「どこでも、いつでも、誰とでも」情報を共有することができるようになりました。
SNSのFacebookやLINEは、スマホやタブレット上には表示されますが、紙もペンも使わないですし、実体がありません。
でも今や数億人規模で使用されています。
線もないのに、なぜ写真や文字が相手にすぐに飛んでいくか?
これが理解できたから使っているのでしょうか?
仕組みはよくわからないけど便利だから使っている
のだと思います。
現在、国策によってキャッシュレスが進みつつあります。
これから未来は、インターネットと個人のお財布がつながっていきます。
Fintech(Finance+technologyの造語)
実体のある現金が、スマホのお財布の中の単なる数字になります。
ここでは記述しませんが、現金には莫大なコストがかかっているのです。
日本人のなかには、現金主義者がとても多く、キャッシュレスについては、「スマホの数字だけでは信用できない」「デジタル通貨のセキュリティー面が不安」とか言われてる方も多いです。
確かに、某取引所の仮想通貨流出事故は記憶に新しいですね。
あれは、簡単に言うと
デジタルな銀行の倉庫に鍵を閉め忘れたから、泥棒が入ってお金を盗んだ
のであり、仮想通貨に問題があったわけではなく、銀行のセキュリティーが問題なのです。
情報を正しく捉えず色眼鏡で見ている国民は、キャッシュレスに出遅れています。
このニュースはご存知でしょうか?
日本人の大半が「怪しい」と思っている仮想通貨でSUICAにチャージできるようになります。
これでもまだ怪しいと言い続けますか。
先進国の中でも、キャッシュレス化が遅れている日本は、このままいくと世界経済からも乗り遅れる可能性が高いです。
まだ現金使ってるの?
って海外勢に笑われないように、お金、Fintechの勉強をしましょう。
国民のマネーリテラシー向上に向けた記事を書いていますので、サポートは辞退させていただきます。そのお気持ちで記事のシェアをしていただけるとありがたいです。