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最近また本の感想を書いたよ

毎日がなんとなくすぎてしまう
毎日なんかしら読んでる本さえ
なんとなく過ぎ去る
脳に刻まれなくなってきた
そういう感じだ
だからなるべく頭に刻もうと思う
皆んなと会った時のことも
読んだ本もさ
春は私より数倍健やかだ
私もボケないようにしなきゃと思ったよ。
なんとなく生きている…
これはボケの始まりなんじゃないかと怖くなったよ!

『ペテロと犬たち』

目覚めたら「何か変な夢見たな」って思う時があるそんな夢特有の摩訶不思議さが詰まった本。また確かで朧げな幼少期の嫌な出来事はその真実を「本当はわかってるさ、そう今も昔もさ…」と少しだけ古い傷がジクッとする。
感情に届くそれはリアリティ
#ペテロと犬たち
#谷脇栗田

『青空の卵』
1話ごと幸せへの謎解きが始まり最後は優しい青空が広がる。羽化したばかりの彼らは三部作(#仔羊の巣、#動物園の鳥)の完結ではどの様に成長するのかと最後まで一人残らず見届けたい。繊細で危ういこの世の誰もについて感じ得る多様性を爽やかに描く軽やかさは流石と好感
#青空の卵
#坂木司

せっちゃんにおすすめされた坂木司さん。軽く読めるタイプの分類、
軽やかな読み応えのミステリーで良い

『大工の棟梁の知恵袋』
うちは大工の家系で幼い頃はお弟子さん達が遊んでくれた。庭兼作業場には大工らしい手作りブランコがあってシュルルと舞うカンナ屑を眺めるのが好きだった。これは本物の“#大工の棟梁の知恵袋”だ。今でも間違いないと言い切れる私(大工の娘)がいる。誰にでもぬぉっ!てとこ絶対ある良い本だ

『死刑囚200人最後の言葉』

かつてボスの努力で死刑を免れた殺人犯がいた。殺人の罪を償うのは不可能と思う私にこの本は更にそれを強くさせた。殺人犯の大半は性欲金銭欲でそしてその瞬間や事後に快楽がある。生きて罪を償うだの自分を知って欲しいだの言う者の多さにチッてなってしまった


安野光雅.絵本じゃないこの本は語り口が軽くリズミカルな落語調。誰でも知ってる覚えてるワードが沢山でてくるから更に馴染む。上野の彰義隊がちょいちょいでてきて「合葬」に思いが行きその結果、登場人物が柳楽優弥、瀬戸康史、岡山天音の顔になってた自分の逞しい妄想力を誉めた
『空想亭の苦労咄』

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