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ターキッシュ&イスタンブール空港の評価はいかに? 【ポルトガル旅行 振り返り編2】

今回、4年ぶりの海外旅行ということで、
旅前に漠然と抱えていた不安要素はたくさんあった。
最初に乗り越えるハードル(?)は
イスタンブール空港での乗り換えだった。
今思えば「全然余裕! 何を不安に思うことがあるの?」と
当時の私の背中を叩いて励ましてあげたいが、
まだ見ぬ未来に不安を抱きがちなのは、私の悪い癖。
加えて、過去に乗り継ぎに失敗しそうになった経験が
心のどこかに引っかかっていて、
以来、何事もぎりぎりの行動は避けるようにしている。

目的地まで乗り継ぎを必要とする場合、
航空会社を合わせるようにしている。
旅慣れた人なら、異なる航空会社を乗り継ぐこともあるだろうが、
同一の航空会社を利用した方が
預けた荷物が最終目的地まで運ばれるなど、
何かと便利なので、私は断然、
同じ航空会社を利用するようにしている。
今回は往復ターキッシュエアラインズのお世話になり、
往復で計2回イスタンブール空港を通過した。

リスボンのシェアバイクは企業広告がカラフル

同空港は世界最大級の空港、
乗り換えの時にかなり歩かされるという情報は既に仕入れていた。
また、入境検査はないものの手荷物検査はあるらしく、
そこでどれだけ混雑するかは未知数だった。

私の往路の乗り継ぎ時間は約2時間だった。
先人たちの旅行記を読んでいると
「乗り継ぎには余裕を持って3時間」などと書かれているが、
今はパスポートの読み込みなどが自動化されていたり、
動線が分かりやすく示されていたり、
何かと便利になっているので、同一航空会社を利用する場合は
2時間くらいで余裕かもしれない(到着が遅延しなかった場合に限る)。
が、そんなことは経験するまで分からない。
久々の乗り継ぎ体験を前に、私は人知れずドキドキしていた。

結論として、イスタンブール空港での乗り継ぎは
あっけないほどスムーズだった。
飛行機を降りてinternational transferと書かれた
赤いサインを目印にどんどん歩く。
周囲の人もほとんど同じ動線なので、
特に不安になることもなく手荷物検査場まで到着。
検査の列は順調に進み、待ち時間もなく、あっという間に通過できた。

もちろん、大前提として飛行機が遅延しなかったことや、
私が機体前方に座っていたため降機が早かったことも、
スムーズに進んだ要因だったかもしれない。

リスボン、サンジョルジェ城の入り口には、9月なのに春を思わせるような花が咲いていた

復路の乗り継ぎについては、手荷物検査すらなかった
(今回がたまたまなのか、毎回そうなのかは不明)。
降機後、前の人についていこうとして、
うっかり〈国内線乗り継ぎ/出口〉の方向に行きかけたが、
international transferの表示を見つけ、
それを目印に進んでいくと、搭乗ゲートが並ぶフロアに出た。
そこからは、電光掲示板で自分の乗る便のゲートを探して
待機すればいいだけ。往路以上にスムーズだった。

うわさ通りだったのは、
イスタンブール空港はやっぱり広かった、ということ。
復路はそうでもなかったが、往路ではかなりの距離を歩いた気がする。
特に私の場合は、手荷物検査を抜けて搭乗ゲートに行くまでが長く、
1キロ以上は歩いたと思う。

結論として、巨大空港ゆえに歩く距離は長いものの、
イスタンブール空港はまだまだ新しくて快適そのもの。
パスポートを読み込ませれば
1時間無料となるWi-Fiサービスも快適に使えた。

同空港を拠点とするターキッシュエアラインズは
就航都市数も多いので次回も使ってみたいと思える航空会社だった。
そうそう、それから、
復路の機内からちらっと見えたイスタンブールのきらめく夜景が、
東京にも負けないくらいきれいだったことも付け加えておきたい。


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