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お気に入りのパンツ

株式会社石黒金属製作所の北山です。東大阪市で製缶、鈑金、溶接業をしています。

会社が人手不足でバタバタとしていて、ブログの更新が滞っていました。そんな言い訳はさておき、うちの次男は小学生1年生です。

小さい頃から口が立つ方で、小学1年生にしてたまに僕も言い負かされてしまいます。

幼稚園の年中の頃、普段からお風呂に入るときは必ず掛かり湯をしなさい、後に入る人が気持ちよく入れるように、後の人の気持ちを考えなさいと言っています。

ある日、僕が一番風呂にあたり、冬だったのか、掛かり湯をするのが何故か面倒だな、このままサッと入っても誰も見てないし構わないやと思いました。

魔が差したにしても、自分でもサイテーの父親だとおもいます。

それで、サイテーの父親は、ほんの数滴だけ掛かり湯して、スッと湯船に入って浸かっていました。

そのすぐ後に次男が入ってきて、掛かり湯をしようとしましたが、動きを止め、ふと僕の顔を見ました。

「パパ!掛かり湯してないよね?」と次男が言いました。

ギクッとして、「えっ、し、したけど?な、なんで?」

「だって、(洗い場の)床が全然濡れてないもん」

「アワワ、、え、、そんなとこみてたの?」

「うん、だって掛かり湯したら濡れるでしょ?なんでいつも僕たちに掛かり湯絶対しなさいっていうのに自分はしてないの?」

「いや、したような、してないような、、あはは、大人にはそんなときもあったりなかったり、、、ムニャムニャ、、」

と何も言い返せなかったです。まったく模範にならないクソ親父なんですが、掛かり湯をしない奴の後に入った気分の悪さを体感しなさいとかなんとか言ったような言ってないような。

そんな次男ですが、着るものも靴下はぴったりと踵が合わないとダメとか、肌着はタグが当たるのはダメとか、刺繍の入ったシャツの裏が肌に当たるから着ないとか、ほんとに色々うるさいのです。

中でもお気に入りのパンツがありまして、メーカーがどこのものかはっきりしない黒とグレーのシンプルなボクサーパンツです。

そのパンツが気に入りすぎて、こないだはキスしていたし、ディズニーランドのお土産の箱の中に入ってる時もありました。

似たような柄で、新たにユニクロや無印良品でパンツを買ってきても、これじゃないと言って穿いてくれません。プチバトーのパンツもウェストのゴムが太いからダメとか、太ももの締め付けがあかんとかで、穿いてくれません。

一度喜ぶと思って、マーベルのアイアンマンや、ハルクの絵の描いてあるパンツを買ってきましたが、絶対穿かないと言って去っていきました。

僕のことを可哀想に思った長男が僕が穿いてあげるよ!といって、真っ赤なアイアンマンのパンツを穿いてくれてます。プロレスラーみたいになるのでなんか面白いです。

まぁ、そんな次男がすごく気に入ってるパンツですが、そろそろ替えが必要になってきたのですが、どこのなんのパンツかわからないので、そのパンツについてる小さなタグに消えかけの文字があって、その文字を必死に解読しました。

ガロー株式会社、、、と書いてあるように見えます。ハードな響きのネーミングですね。そんなハードなネーミングの会社からしっとりと股間を包み込むパンツが生み出されてくるのでしょうか。どんな高級パンツなんでしょうか。

しかし、ガロー株式会社。ぜ、全然知らん。どこのだろうと、妻とあそこかなここかなと調べて、結局、ライフか何かでテキトーに買ったパンツだとわかりました。

プチバトーやラルフローレンや、ユニクロ、無印良品を凌ぐ、うちのうるさい次男を納得させるパンツを作るガロー株式会社さん、それを取り扱ってる日常に寄り添うライフさんはすごいなぁと思いました。

とりとめのない話しになりましたが、とにかく今後も次男のパンツ履き心地論争は続くと思います。また新たなエピソードが出てきたら、記していこうとおもいます。

https://ishigurokinzoku.jp








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