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自身の性格がよくわかった一瞬のアンマン滞在ーヨルダン、アンマン編ー

ドバイ国際空港


ドバイダウンタウン周辺
ドバイ国際空港、チェックインカウンター
とにかく広い印象
エレベーターも広くて快適
世界中どの大陸へのアクセスが可能

ドバイ滞在は約8時間ほどだったので、メトロでドバイ国際空港へ。


空港の簡易シャワー
無料であることを考えれば十分なクオリティ

バンコクを出発し、機内泊のみだったのであらかじめ調べておいた空港のシャワーを利用して、身体だけでも洗いました。決して綺麗とは言えませんが、身体だけでもボディソープで流すことで、どれだけ精神的にスッキリするかは身に染みて感じました笑。

機内食。純粋に不味いですが、空腹よりマシなので頑張って食べます。
エアバスA380

A380は人生で初めて搭乗しましたが、乗った瞬間に2Fと1Fで行き先が分かれるので、感情的に悔しさを感じます笑。いや、マジで。
アンマンは同じ中東ですが、3時間ほどかかりました。サウジアラビアの国土の広さを実感しますね。

サウジアラビア行きを断念

ヨルダンのアンマン。ドバイですら観光の候補地になることは多くないと思いますが、ヨルダンとなるといよいよ国名すら聞いたことがない人がちらほらでてくるでしょう。当初のプランではヨルダンを訪問する予定はなく、観光ビザが解禁されたばかりのサウジアラビアのジェッダを訪問する予定でした。但し、サウジアラビアに入国するための事前オンラインe-VISAの取得が面倒だったのと、VISAの値段が16,000円ほどかかったことに加え、メッカの中には観光客は入れない(よくよく考えたら当たり前)ということもあり、代替国を考えていました。その中でふとインディージョーンズを思い出し、撮影地として選定されたペトラ遺跡を見てみたいと思い、ヨルダンのアンマンを訪問し、カイロへ向かうことにしました。私の場合、旅行の行き先ってそんな感じで決めています。

アンマン市内へ

アンマンの空港のイミグレーション
今回の旅行でのアンマン時点での反省点一覧
クイーンアリア国際空港
空港内。構造はドバイに似ているものの利用客が少なく独特の雰囲気でした
空港を一歩出ると少し寂しい雰囲気でした
タクシー勧誘や公共機関の看板はありませんでした
バスのチケット販売所

ヨルダンでは多くの国籍の人々がビザエントランスゲートに並ぶ必要がありますが、日本はビザが不要で入国可能でした。係員のおじさんに「日本人です」とお伝えすると、嬉しそうに「Japan,great no visa.welcome to Jordan」と言われたのは今でも記憶に残っています。巷で言われる、親日国だとかそうでないという断片的な表現はあまり好きではないですが、天皇陛下両陛下とヨルダン国王夫妻が面会されているといった点からも、外交的には良い関係を築けていると言っていいでしょう。それがイミグレでの優遇にもつながっているのではないかと感じました。

残念ながら市内まで鉄道路線は通っていないので、バスで市内まで向かいます。約600円ほどだった記憶があります。バスのチケットは一瞬で購入出来ましたが、バスの停留所が分かりづらく、どのバスに乗ればいいのか迷った記憶があります。
バスと言っても、小さくて汚いマイクロバスでしたが、それはそれで鮮明だったので良い思い出です。
バスの中は観光客が殆どで、私の周りはスペイン人の男性が多く座っていました。市内まで距離もあったので、直近のW杯のグループステージの日本vsスペインの話や、来週バルセロナに行くといった話をしていました。余談ですが、スペインがモロッコに決勝トーナメントで敗れてからは、メッシのいるアルゼンチンを応援していたそうです。

このバスで合っているよと教えてくれたバルセロナ在住のお兄さん

エアポートバスは残念ながら、街のダウンタウンには向かわないので、運転手さんと交渉し、自身の宿がある場所に出来るだけ近い場所で降ろしてもらうことにしました。降りる直前に隣にいた白人のカップルにダウンタウンの近くの宿までならUberをシェアしようと言ってOKと言ってもらえましたが、停留所から私の宿まで徒歩で35分くらいだったのと、初めての場所では出来るだけ歩いて街の構造を観察した癖があるので、思ったより宿が近いのでやっぱり歩くと言って1人で歩いて宿へ向かうことに。これは素直にごめんなさいと思いました笑。

ダウンタウンへ向かう途中

海外旅行をする際には歩くことが全く苦にならないタイプなので、重いバックを持って歩くのが楽しくて楽しくて仕方なかった記憶があります。通行人は殆どおらず、寂しい場所をひたすら歩いていた記憶がありますが、未知の場所を歩いたり、知ることが根っから大好きな性格なので、ひたすら歩き続けました。

バス車内
グランドハイアット
ファベーラみたいな構造の街並みでした
雰囲気は怖かったです
日本車も多く走っていました。

停留所から徒歩約45分。宿に到着しました。Uberを利用しても500円くらいでしたので、Uberを利用しても全く問題なかったのですが、1人だと永遠に歩ける気がします笑。

旧市街を弾丸観光

明日は1日中ペトラ遺跡を観光し、深夜にはエジプトのカイロへ向かうと強硬のスケジュールを組んでいたため、アンマンではホステルに宿泊しました。この旅行では唯一のホステル泊でしたが、ポーランド人のカップルと同部屋でした。レンタカーで死海に行くため、早く寝るとのこと。今から観光に行くので、遅くなるのと明日は朝早いので少しうるさくなってしまうかもしれないので、申し訳ないと先に謝っておき、アンマンのダウンタウンへ。

街の露店の商品
街の露店
こういったお店はThe Arabといったところでしょうか
ローマ劇場
ローマ劇場で話しかけれくれた女性の方々との一枚
見た目通りうざかった少年笑。金をくれとしか言われなかった。
ダウンタウンエリア
にぎやかな中心地
何を撮影したかったのかよくわからない一枚
一歩中に入ると少し寂しくなります。
夕食で食べたカナーフェ

とくに目指した目的地はなかったのですが、有名なローマ劇場は一目見ておこうと行ってみました。現地の4人組の女性に写真を撮ってくれと言われ撮影したら、ウケが良かったのかInstagramのアカウントを教えてくれと言われ、少しお話ししました。一人旅行はシンプルに寂しいので、こういった絡みはウェルカムです。観光地に行けば勿論悪い奴もいるものです。少年二人組にしきりに金をくれと言われたので、ポケットにあったバスのチケット代金のお釣りをあげたら、これだけかよと言われ腹立った記憶があります笑。

アンマンは今回の旅行で訪問した場所の中で最も物価の高かった場所で、加えて1人でちょこっと寄って食事をする場所が見当たらなかったので、やたら行列が出来ているお店に並んで人気な商品を購入しました。
このお店は、Habibah Sweetsというお店で、カナーフェと呼ばれる温かいチーズをパスタの生地に挟み、甘いシロップやタピオカパウダーをかけて温かい状態で提供されます。よくわかりませんでしたが、行列が出来ていたのと、前に並んでいる観光客の少年にここは有名なのかと聞いたら、「ホテルでお勧めされた、絶対に美味しいはず」と言っていたので食べましたがとても甘く、おいしかったです。

自身がノッテくる要素を認識した数時間

その後お土産屋さんを見物して、ホステルに戻りました。アンマンの夜は僅か数時間の弾丸散策でしたが、市内へのバスの中での会話、ホステルでの会話、ローマ遺跡前での会話、そしてお店の行列での会話と、とにかく多くの人々と会話をすることの多い数時間でした。それによって、気持ちも気分も高揚してくると改めて認識した瞬間でもありました。
一人旅は嫌いではないですが、マグロが泳ぎ続けていないと生きていけないのと同様に私はとにかく多くの人とコミュニケーションをとり続けていくことが日常生活のリズムを作る上で重要なので、数時間ではありましたが、自身を知る経験にもなりました。とは言いつつ解像度を上げていくと、誰とでも話していれば良いというわけではないとは思うので、まだまだ自己分析は必要ですが。。。


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