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〝サッカーを文化に〟と言うとき

ドイツのサッカー環境の話やスペインのサッカー環境の話。ドイツやスペインに住んでいる方のお話や、海外でのサッカーを現地で体感してきた方のお話などを聞いていると、サッカーが日常に溢れているイメージ、日常に根付いているイメージが浮かんできます。そのお話の中心には、町の人々が集うスタジアムがあります。

日本でもそんな風景を。と考えると、地域にサッカーが根付いて行くためにも、集まれる場所が、核になるかスタジアムが欲しいですね。スタジアムが核になり、地域の人が集まり、地域の人のサポートで、サッカーが育っていく。
スタジアムには、レストランやカフェやバル。人がいつでも行けるスタジアム。散歩の途中で立ち寄れるスタジアム。役所や幼稚園・保育園があってもいい、と言うか、あった方がいい。
そうやって人が集まって、わいわいと交流していくことを日々積み重ねていくこと。それが、サッカーが文化になっていく過程なんでしょう。

サッカーができるグラウンドの数は、実はドイツと日本と同じぐらいあるそうです。その話を聞いた時は驚きました。日本ってグラウンド無いやん、って思ってましたから。でもそれは、ドイツになくて日本にあるもの。学校のグラウンドです。

指導者仲間と話していて、公共の施設の利用と共に、学校のグラウンドを上手く使えたら良いよね、という話になったりします。授業で使っていない時のグラウンドや体育館を地域に開放して、地域のスポーツの拠点にできないか、ということです。
現状、なかなか難しそうですが、可能性があれば、できる地域から取り組んでほしいですね。

地域にスタジアムを作ろう!という目標をもつ指導者仲間もいます。ぜひぜひ実現させて欲しいし、応援していきたいですね。

私の町にも、小さなスタジアムがあれば、本当に楽しそう。毎日行きますよ。散歩に行きますよ。客席は数百もあればいいんです。カフェで寛ぎます。ピッチで子どもたちがゲームしてれば、誰でも応援したくなります。午前中は、地域の高齢者でウォーキングフットボールをやりましょう。芝生でヨガとかも。

いろんな夢が溢れるスタジアム。日本中で広がって欲しいな。
サッカーを文化に。日本中に芝生のスタジアムを。
サッカー〝と〟生きて人生を豊かに。

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