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不易流行|遅延性アレルギー|2022.2.8

 3歳から50歳まで、持病の喘息に悩まされていた。海外出張にもデートの時にもとにかく吸入器が欠かせなかった。東日本大震災、釜石に支援に行った際、冷たい空気を吸った後に、深夜発作が起きた。岩手県立釜石病院ERで順番待ちしている時に、津波で泥を呑んで、肺が傷ついて、呼吸困難になった人々が沢山並んでた。ああ、支援に行くには自らの病気治さなきゃってその時強く思って、喘息を治そうと調べ始めた。今まで体質改善の注射や乾布摩擦、いろんなことを試してきた。必死な母親は、「なめくじを煎じて飲むといい」と聴くとと小生はそれを口にした。

 「遅延性アレルギー」というキーワードが網に引っかかった。なんか科学的なアプローチで今までとは違うアレルギーへのアプローチだった。自分が苦手なアレルギー物質に、腸が反応してアレルギー起こして真っ赤に腫れているのにお腹の中なのでよくわからない。 下痢をよく起こすなあぐらいにしか思ってなかった。皮膚に直接八個ぐらいの項目を植え付けてアレルギー反応を見るのはこれまで何十回もやってきた。血液サンプルを米国に送り、二百種類の食物検査をして、「卵・牛乳・玉ねぎ・グルテン」などいくつか苦手な食材が見つかった。

 三ヶ月やめてみた。意外と大変で少量入ってるものも避けるとコンビニ食材はほぼ食べられない。家族の食卓も巻き込む。外食もできない。しかし、ゲームのように徹底すると吸入頻度がなんか少なくなった。会社と鞄と寝室に三つ置いてあった吸入を一個ずつ減らしていった。どうやら喘息は完治はしないらしい。抑え込むので寛解っていうらしいが、今はこれ以来十年発作が起きてない。フードライフも少しずつ緩くしてみているが問題ないようだ。

  検査受けて、ダメな食材を徹底的に排除するだけ。でも卵牛乳小麦粉は結構食べるものが無い。一番ダメなのは、「卵サンドと牛乳」「ベーコンエッグとトーストと牛乳」の朝ごはん。これらの食べてはいけない食物が腸を傷つける → リンギーガット症候群 → 漏れた糖やダメなものが血管に入る → それが脳幹に回る → 体の弱い部分のアレルギーを引き起こす→ 気管支を狭める。なんと引きこもりのほとんどの原因はこれらしい。 なので我が家はそこから食材を自ら作ることを始めた。ファーストフード依存が現代病のほとんどの原因なんかもしれない。丈夫な人はいいが、思い当たる人も数多いのではないだろうか?社会課題は解決する。きっと。

参考文献
遅延性アレルギー検査
リンギーガット症候群


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