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自己肯定感が低いと恋愛はどうなる①

自分に自信が持てない。
人目が気になる。
人からの評価が気になる。
褒められるとキョドる。
自分が好きになれない。
自分なんかいなくてもいいと思う。
自分のこと好きと言ってくる人には問題がある。
まともな人は自分のことを相手にしない。
頼み事ができない。
頼まれたら断れない。
人に興味が無い。
寂しい。
人が羨ましい。
幸せになれない気がする。
何か優れた能力が無いと愛されないと思う。


…自己肯定感が低いと感じそうなことを
軽く挙げてみました。


どれも、私自身、身に覚えがあるので
想像しやすいです。

今回は、自己肯定感の低さが、恋愛および結婚に
どう悪さをしてくるか、を考えてみます。


私は幼稚園児時代から恋愛依存症者でもあったわけですが
恋愛依存症って恋愛経験が豊富なのか、というとそうでもない。


「恋愛経験が豊富」ならば、一回ごとに経験値が上がる、とか、
痛みを乗り越えて
なんらかの成長がある気がするが
依存症の症状としての恋愛依存は、
相手をまるっきり見てない独り相撲のため、
何回相手を変えて繰り返しても、
経験値が上がりません。
成長しません。

むしろ


「私って、男運が悪い」

とか、
ネガティブな結論を導き出し、
自己肯定感をさらに下げる悪循環にハマるだけです。


そう、自己肯定感。
出発点は、「自己肯定感の低さ」。

依存症者は、自己肯定感が低い。

自己肯定感の高い依存症者
というのは、いない。断言。


そもそも論になりますが
自己肯定感というのがどうやって作られるのかを説明します。

以前、とあるネットマガジンの記者に
「自分に自信を持つにはどうしたらいいのですか?」
と質問されました。
私は

「自分は、たぶん大丈夫だ!と根拠無く思い込むことです!
自信無い、というのも、自信ある、というのも
どっちも根拠なんか無い妄想ですから!」

という、これで役に立つのかなんか
よくわからない答えを言ったことがあるのですが、
これ一応、ちゃんと裏付けあって言ってるんです。

私たちは、健全な「思い込み」に支えられて生きているのですよ。

健全な思い込み、それが自己肯定感です。


もう少し。

YouTubeのほうで
「二者関係」について説明していますが

「二者関係」とは、精神分析用語で、人が生まれてすぐに経験する、母との緊密な信頼関係のことを指します。

いろいろ細かいことをふっとばして重要な点だけ述べますと、

この時、あなたという赤ちゃんを見つめる母の「眼差し」が
あなたの「自己肯定感」の根幹になります。


母が、健全な自己肯定感に満ちた人で
「(大切な)わたしの、大切な可愛い赤ちゃん」
という「眼差し」をあなたに注ぎ続けると
あなたの中に
「大切なわたし」という「眼差し」が
内面化されるのです。
その内面化された、「自分への眼差し」が
自己肯定感です。


ですので、自己肯定感というのは、根拠があって持てるものではない。

「お母さんが、大丈夫だって言ったから、大丈夫なんだ(^-^)!」

そういう種類のものなのです。

自己肯定感の説明終わり。


ですので、
「自己肯定感の低い人」というのは、
なんらかの問題により、この「眼差し」の内面化がじゅうぶんに達成されなかった人
といえます。
お母さんも、自己肯定感が低い人だったかもしれません。


それで。
私たちは、足りていないこの「眼差し」を求めて、何かに依存しようとするのです。


ところが!!!

人の思い込みの力はスゴイもので
「どーせ私に寄ってくる男なんて、ろくな奴じゃない(低い自己肯定感)」
と思ってると、ホントにロクな奴じゃない男
(ちゃんと人を愛せない男)とくっついてしまう。

無意識的に、それが自分にふさわしい男として選んでしまうんです。

そして恋愛依存症のループへ、、、


上記は、一番わかりやすいパターンですので、
このパターンで困ってる人は、抜け出すのはわりと簡単かも。

まず、このパターンの場合は
出会うフィールドを変えること。

安っぽい手軽な出会い系とか絶対やめる。
それだと、自己肯定感低い奴の巣窟だから。
職場で出会うのもやめる。

会費制のちゃんとした結婚相談所で出会う。
自己肯定感高い人の割合が高い。


しかしそれより、
もう1つわかりにくいパターンがあることに、最近私は気づいてしまいました。

長くなるので次回に続く。

昨年出版した私の書籍です。恋愛関係のヒントもたくさん!



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