見出し画像

積立型の採用ツールとして、Wantedlyはめちゃ優れてますよ!というお話(上巻)

先日クライアント先をまわっているときに、
「Wantedlyはやればやるだけその採用力が上がっていく採用ツールなんですよ!」
というお話をしたら、
「そんなの知らなかった・・・!」
という驚きの声が相次いだので、ちょっとWantedlyがいかに貯蓄型のツールとして優れているのか、そしてどんな風に運用すればその効果を最大限発揮できるのかについて書いてみようと思います!
※そもそもWantedlyについて知りたい!という人は
https://note.mu/ishikawa_ssoken/n/n128343372c72?creator_urlname=ishikawa_ssoken
をご覧ください

そもそも積立型の採用ツールってなんぞや?

これ、実はけっこう前から採用の専門家的な人たちの間で言われてきた話なんですが、採用施策には
①単年で結果が出て、その結果は翌年の結果に全く影響を与えない『掛け捨て型』的な施策
②その年の結果が翌年の結果にも影響を与えていく、頑張った結果が蓄積されていく『積立型』的な施策
の2つがあります。

自社の採用力をきちんと上げていきたいなら、『積立型』への投資比率をきちんと確保していくべきですね!という話です。
(・・・何が『掛け捨て型』で何が『積立型』なのかという話はまた別noteでまとめるかもです!)

Wantedlyが『積立型』として機能する理由

Wantedlyはまさにこの『積立型』としてめちゃくちゃ優れているなと思ってまして、これは大きく2つのWantedlyの機能がかけ合わさって発揮されます。

①自社のWantedlyページにフォロワーがついていく
Wantedlyには、「フォロワー」という機能があります。
自社の募集記事に応募してくれたり、ブックマークしてくれたり、会社ページをフォローしてくれたりするとその会社のフォロワーになります。

画像1

運用していけばこれが貯まっていきます。

自社のフォロワーに対しては、出していく募集記事が上位に表示されやすくなるので、それだけでもかなりすごいですよね!

②Wantedly独自の上位表示アルゴリズムで、募集記事のパフォーマンスが上がる
Wantedlyは基本的に、
お金をかけて広告を出して上位表示されるのではなく、Wantedly独自のアルゴリズムにのって上位表示される採用ツールです。
※もちろんお金をかける方法もあったりはしますが、個人的に広告費ゼロで勝てると思っています

このアルゴリズム、完全公開はされていないのですが、間違いなく
・PV数
・応募数
・応募率
は強烈に影響しています。(と思ってます。弊社の経験則的に)

キャプチャ



・・・お気づきだろうか。

Wantedlyでは、
「フォロワーが増えれば増えるだけ、そのフォロワーに上位表示される」

「出した募集記事がフォロワーに届きやすくなるので、PV・応募数が増える」

「アルゴリズムにのって募集記事のパフォーマンスが上がる!」
という凄まじいロジックが成立してしまっているのです。

つまり、フォロワーを増やせば増やすだけ、自社の募集記事のパフォーマンスが上がっていくというわけです。

多くの会社のWantedly運用をしてきた経験則として、フォロワーが300人を超えるとパフォーマンスに違いを感じるようになってくる印象です。
さらに500を超えると、基本的に募集記事がすべらなくなっていきます。
1,000を超えてくると、中小・ベンチャー企業であれば十分な集客力を持ったツールになると思っています。

どんな風に運用していけばその効果を最大限発揮できるか?

基本戦略は
「募集記事を出しまくってフォロワーを増やす」
という地道な作業になります。まさに積立型って感じですね(笑)

Wantedlyには「フィード」というブログ機能もあるのですが、これ、社内に相当な拡散力を持つインフルエンサーがいる場合を除いて、基本的にフィードではフォロワーを増やすことは難しいです。

というのも、フィードには拡散機能が全くないため、自社の社員のSNS拡散力次第になります。
一方で、Wantedlyの募集記事には「新着記事は必ず上位表示される」というアルゴリズムがあるため、出し続ければ必ず一定のフォロワーを獲得していくことができます

では、どんな募集記事を出していけばいいのか?ポイントは2つだけ。

①「撒き餌となる募集記事」と「釣り針となる募集記事」の2つを使い分けること

画像3

・・・「撒き餌となる募集記事」とは、多くの人から応募があるような、ある種汎用的な魅力を訴求した募集記事のことです。例えば、職種を限定せずに広く募集する"オープンポジション"と呼ばれる募集記事なんかがこれにあたります。
「撒き餌となる募集記事」はフォロワーを獲得するための募集記事となります。
一方で、「釣り針となる募集記事」は、まさに撒き餌で集まったフォロワーから特定の人材だけがピンポイントで反応する尖った魅力を訴求した募集記事のことです。
これで採用を進めていきます。

②募集記事を週に最低1本・・・できれば2~3本は出し続けること
フォロワー獲得は蓄積型というだけあって地道な作業になります。運用初期は、特に反応も鈍く、悲しい想いもするかもしれません。でもめげずに出し続けるのです。地道に貯めたフォロワーが、だんだんと自社のWantedlyのパフォーマンスを上げてくれます!

上巻まとめ

以上、いかにWantedlyが『積立型』として優れているか?というお話でした!
ちゃんと地道に運用していただければ、半年でフォロワー300人くらいまでは、育てられると思います!
ぜひWantedlyを自社の最強の採用ツールとして育てていっていただけたらと思います!

実はWantedlyの『積立型』としての凄さがここで説明した話の他にもありまして・・・ということで下巻に続きます(笑)

ちなみに、セミナーで直接話を聞きたいという方はこちら!

※その他、採用ノウハウをダウンロード資料としてまとめております!
下記ページより、もしよろしければ!


中小ベンチャー企業のための採用・人材開発・組織開発についてnoteを書いていきます。 採用ー人材開発-組織開発 を切り離して考えるのではなく、1つの大きなシステムとしてみていくようなスタンスであります。