いしかわごう

サッカーと将棋をコンテンツ化するフリーランスです。Number Webなどに寄稿。著書は「将棋でサッカーが面白くなる本」、「川崎フロンターレあるある1&2」など。「サッカー脳を育む」、「サッカー上達のためのマインドとメソッド」など中村憲剛の著書の構成も担当。

高い強度による連動したプレッシングと鬼気迫るボール狩り。そして握り続けたボール。攻守に圧倒し、大切なものを取り戻した多摩川クラシコの完勝劇。(リーグ第19節・FC東京戦:3-0)

味の素スタジアムでのFC東京戦は3-0で勝利。

試合内容がそのままスコアに現れたゲームだったと思います。チームとしてやるべきことを完遂し、攻守両面で圧倒して首位を撃破しました。

 試合後の鬼木達監督は、監督会見でこう胸を張りました。

「川崎のサポーター、東京のサポーター、素晴らしい雰囲気を作ってくれた中で、自分達が自分達らしく、選手が怖がることなく突き進んでくれたと思っています。今日のゲーム

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試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ第19節・FC東京戦)

7月14日は味の素スタジアムでFC東京戦です。

 はい、夏場の多摩川クラシコは大一番となりました。

首位・FC東京との勝ち点差は7。現在3位のフロンターレは1試合未消化なので、実質的には4〜7差の状態ですが、これは延期になっているサンフレッチェ広島戦を終えてから計算できる良い話。取らぬ狸の皮算用は危険ですから、7ポイント差である現状を認識した上で臨むべきだと言えます。

 直接対決ということで

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ぼくがキン肉マンから学んだこと:第1回:キン肉マンは、いまが一番熱い!

どうも、キン肉マン世代・いしかわごうです。

いやー、熱いですねー。

何がって?

今年40周年を迎えた「キン肉マン」が、いま熱いんですわ!!

知らない人もいるかも知れませんが、キン肉マンは今も連載中です(現在は集英社「週刊プレイボーイ」運営のニュースサイトの『週プレNEWS』で掲載してます)。

そして40周年を迎えたということで、今年はいろんなイベントやグッズ展開もされており、キン肉マン世

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最後まで起こせなかった等々力劇場と、自分自身に矢印を向けた指揮官。そして、ただ前を進んでいくために。(リーグ第18節・サガン鳥栖戦:0-0)

等々力競技場でのサガン鳥栖戦は0−0。スコアレスドローとなりました。

どうしても1点が遠い試合終盤、川崎フロンターレはセンターバックのジェジエウを最前線にあげるパワープレーを敢行して、なりふり構わずゴールネットを揺らそうとしました。

・・・・しかし、期待していた等々力劇場は起こせず。タイムアップとなりました。

 今季の等々力では引き分けが多く、どうにも勝ちきれません。以前であれば、負けそうな

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試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ第18節・サガン鳥栖戦)

7月7日は等々力競技場でサガン鳥栖戦です。

この第18節からシーズン後半戦となります。

相手はサガン鳥栖ですが、アウェイで対戦した時とは監督が代わっています。前回対戦時に指揮していたルイス・カレーラス監督は退任。ヘッドコーチを務めていた金明輝が監督として指揮を執っており、巻き返しに一定の成功をしていると言えます。そんな現在の鳥栖のスタイルについて、鬼木監督はこう評しています。

「もともと鳥栖

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「めっちゃ落ち着いてました。最後の危ない場面とかも、『来い!』って思いましたもん」(新井章太)。最大のピンチに立ち向かうシーンに凝縮されていた、今季の新井章太が積み上げてきたもの。(天皇杯2回戦・明治大学戦:1-0)

等々力競技場での天皇杯2回戦・明治大学戦は1-0で勝利。

勝利したものの、総じてうまくいかない試合でしたね。

「なんでそんなに急ぐんだろう?」

ベンチから戦況を見つめていた中村憲剛は、チームの試合運びについてそんな風に感じていたそうです。ピッチ上での緩急があまり出来ていないこと、そして攻め筋の使い分けもリズムが良くなかった。こう振り返ります。

「中と外の使い分けってよく言うけど、どう中と外

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