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サイドに張らず、インサイドワークを繰り返していた長谷川竜也と、大外からの崩しを狙っていた車屋紳太郎。左サイドから生まれた、必然の追加点。(天皇杯2回戦・栃木ウーヴァFC戦:2-0)

 等々力競技場での天皇杯2回戦・栃木ウーヴァFC戦は2-0で勝利。

圧勝とはいきませんでしたが、試合内容からすると妥当な勝利と言えました。

 このnoteのゲームレビューでは、現地なり映像なりで一度試合を観戦しているという前提で、語るべきポイントを毎回掘り下げています。今回もそのつもりで書く予定でした。

 しかし、この試合は天皇杯ということもあり、テレビ中継やDAZNでのネット中継がないんですよね。いまやスタジアムに足を運ばなくても、なんらかの手段で視聴できる便利な時代ですからね。それを考えるとこの試合を90分フルで観た方というのは、平日のナイターに等々力に来場した約4000人ほどに限られているわけです(たぶん)。

 なので今回のレビューは、試合を現地や映像でも観戦できなかった人にも向けて、時系列で試合展開をなぞる、オーソドックスなマッチレポートにしてみました。

「試合を見れなかったけど、どんな内容だったんだろう?」という興味のある方は、読んでみてくださいね。

なお、いつものようにレビューのポイントを少し紹介しておくと・・・・

・注目ポイントだった、立ち上がりの15分を分析。
・4バックながら、ボランチが最終ラインに落ちる栃木ウの可変型〔5-4-1〕システム。
・1点どまりだった前半。攻撃陣がかみ合わなかった理由。
・絶妙だった、左サイドの長谷川竜也と車屋紳太郎の連携。
・オフ・ザ・ボールの動き出しが格段に良くなった知念慶の成長について

という感じです。約5000文字のマッチレポートです。個人的にも、いわゆるマッチレポートを最近は書いていなかったので楽しかったです。

なおプレビューはこちらです。→試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(天皇杯2回戦・栃木ウーヴァFC戦)


では、スタート!

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