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「カメラを止めるな!」を語る:vol.3〜最高すぎる空間だった「絶叫ナイト」を振り返る。

どうも、いしかわごうです。

「カメラを止めるな!」を語るシリーズの第3回目です。

今回は、7月27日に池袋シネマロサで開催された「絶叫ナイト」のレポートを書きたいと思います。

■「絶叫ナイト」とはなんぞや?

 この「カメラを止めるな!」という映画は、リピーターが多い映画として知られています。作品の構造もあり、すぐに2回目を見たくなるんですね。さらに繰り返し映画館で見にいきたくなる中毒性があるんです。これだけの人気を誇っているのは、そこにも秘密があったりします。

・・・・まさにこんな感じです・笑。

そのため、リピーターが見るときと初めて鑑賞する時では、作品の見るべきツボも変わっていきます。特に作品の前半部分がそうで、リピーターが前半部分のいろいろな場面でついリアクションをしてしまい、その場にいる初めて鑑賞する人が、「ん、何?」と気になってしまうということが起きていました。

 映画館では初見者もリピーターも同じ空間で鑑賞しているので仕方がない事態とも言えますが、本来であれば、初見者は初見者だけで見た方が楽しいはずです。もちろん、リピーターとしても、初見者の楽しみを奪うような行動は慎むべきであります。

そう考えると「字幕版」と「吹き替え版」のように、この「カメラを止めるな!」も「初見者用」と「リピーター用」で回を分けて上映できれば良いのですが、映画館の都合もあり、なかなか現実的ではありません。

 そんな中で池袋シネマロサが、2週間に一度だけ(確か)、「カメラを止めるな!」の「絶叫ナイト」という企画を金曜の夜に開催したんです。

 平たく言うと、カメラを止めるな!の「リピーター専用」の上映会です。しかも、ツッコミも驚きも笑いも含めて、リアクション自由。というか、たくさんリクアションして大声を出して、みんなで盛り上がりながら見ましょうという会です(たぶん)。今回で絶叫ナイトが3回目でした(鑑賞も3テイク目です)。

■絶叫ナイトに参加したい!

 こんなん、見るしかないじゃないですか。盛り上がるしかないじゃないですか。ぜひ参加したい!たい!たい!

・・・シネマロサはネット予約ができないので、当日に窓口まで行ってチケットを購入するしかありません。そこで麻生グラウンドの午前練習取材を終えてから、すみやかに池袋に移動。夜の上映にもかかわらず、すでに席はだいぶ埋まってましたが、無事にチケットを購入することができました。

よっしゃーーーー!

その後、間も無くチケットは完売したようです。

 夜の上映だったため、それまでは近場の喫茶店に寄って、その日の原稿を書き上げ。さらに池袋のタイムズ・スパレスタで、サウナと水風呂で汗を流して整えてきました。ここ、水風呂がキンキンに冷えてやがるんですよ。最高かよ。

イベントには、あのTシャツを着て参加したかったのですが、当時は完全なる品切れ状態で、まったく再入荷されておらず手に入らない状況でした。そこで、このTシャツを着て行きました。

・・・わかる人だけ、わかってください・笑。

■絶叫ナイトの「指南書」

上映時間になったので、シネマロサへ。入り口で絶叫ナイトの「指南書」が配布されました。一部を紹介しておくと・・・・

・上映が始まったら、肩慣らしとして「待ってました!」、「よっ!」と声を出そう。
・後ろにゾンビが現れたら「後ろ!」「後ろ!」と突っ込みましょう。
・「ポンッ!」の場面では、一緒に合わせて声を出しましょう。

・・・などなど、声出しや拍手、ツッコミなどの推奨が明記されています・笑。ネタバレを含んでいるので詳細は伏せますが、とにかくリピーターのツボを刺激する内容になっておりました。

 とはいえ、実際に上映が始まってから盛り上がらなかったら・・・なんてことも考えられます。そうならないように、上映前には前説としてキャストが数人出てきてレクチャーをしてくれました。

 数分間、絶叫を含めた声出し練習を観客全員でしてから上映スタート!!

・・・このテンションでスタートです・笑。

■「映画泥棒」に「カメラを止めてー!」

どの映画でもオープニング前には「映画泥棒」の警告が流れると思うんですが、その映画泥棒の映像に対して「カメラを止めてー!」との大きな声でのツッコミが入り、館内爆笑。かつてない最高の雰囲気で見る「カメラを止めるな!」が始まりました。

 最後尾にはキャストが陣取っていたようで、声での盛り上げがハンパないんです。前半の違和感のある行動に的確なツッコミが飛んだり、真魚ちゃんが出てきたら「ナイスTシャツ!」といじったり、全員でタイミングを合わせて「ポン!」と叫んだりと、悲鳴も笑いが2倍、3倍にもなり、リピーターにとってはとにかく楽しい空間でした。

■ゾンビポーズで集合写真

 エンディングテーマを全員で歌って、大拍手とスタンディングオベーション。すると、キャストが出てきての舞台挨拶。シネマロサは毎回サプライズで舞台挨拶をしていますが、今回の「絶叫ナイト」には10人以上が壇上に登場。

キャストは、濱津さん、真魚さん、細井さん、大沢さん、浅森さん、山口さん、曽我さん、吉田さん。イワゴウさん、藤村さんも駆けつけていました。

登壇した出演者がたくさんだったので、一人一言だけでも、だいぶ時間が過ぎてました。掛け合いで時折見せる出演者同士の会話で垣間見れるみなさんの素が、ほぼ役のまんまでウケました・笑。

最後は、ゾンビポーズでの集合写真をパシャリ。

舞台挨拶終了後は、ロビーでファンサービスです。キャストが勢ぞろいしているので、なんだか緊張します。着ているTシャツに真魚さんら出演者が反応してくれます・笑。みなさん、気さくでした。パンフレットにサインをもらいましたよ。

主題歌とメインテーマを作曲した鈴木伸宏さんからは、宣伝カードをいただきました。

裏には配信用のQRコードが印刷されてます。もしかしたら、わりと貴重なカードなのかな。

・・・とまぁ、大満足の「絶叫ナイト!」だったのでした。8月17日現在まで開催されてませんが、また是非やってほしいですね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

以上、「カメラを止めるな!」を語るシリーズの第3回目でした。


※「カメラを止めるな!」を語る〜のバックナンバーはこちらです。


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