試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ第26節・清水エスパルス戦)
9月16日はIAIスタジアム日本平で清水エスパルス戦です。
この試合に関して言えば清水エスパルスという相手がどうこうというよりは、ACL浦和レッズ戦の敗戦からどういう顔と姿勢でサッカーをするのか。そこが一番注目すべきところだと思っています。
この清水戦に向けて谷口彰悟は「意地というか、そういうのはある。絶対に負けたくないというのもあるし、どんな形でも良いので勝ちたい」と、珍しく語気を強めていました。中二日ですが、選手たちはそういう思いで臨む一戦だということです。
早速ですが、試合の見どころをディープに語っていきたいと思います。今回のラインナップはこちらです。
1.「いままで積み重ねてきたものが崩れるわけではない。このゲームを大事にしよう」(鬼木監督)。ACLの敗退から中二日で臨む清水戦。指揮官が期待しているのは、選手たちのリバウンドメンタリティー。気になる予想スタメンは?
2.「敗戦もまたチームとして積み上げていかないといけない」(奈良竜樹)。スタイルとプライドを捨てて守り切れなかった敗戦を通じて見つめ直すことができた、自分たちの揺るぎないスタイルとは?
3.「(前回の)後半は信じられないぐらいボールを回されたとカク(角田誠)が言っていた。どれだけボールを握れるか」(中村憲剛)。まさに「清水対策」という中盤の起用法。いつもと違うボールの握り方をする理由とは?
4.左サイドから何かを起こすために。「『お前、いけるだろ?』というようなメッセージのパスをどんどん出します(笑)」(谷口彰悟)。注目すべき、左サイドの推進力を読み解く。
以上、4つのポイントで約6500文字です。ポイントは少ないですが、その分、ひとつひとつのポイントをかなり濃く語っています。
なお、ACLのレビューも公開したばかりですので、こちらもどうぞ(売れてます!)。→このゲームの論点が、中村憲剛を前半で交代させたことではない理由。そして試合後のミックスゾーンで田坂祐介が問題として語ったメンタル的な勇気とは?(ACL準々決勝・2ndレグ/浦和レッズ戦:1-4)
では、スタート!
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