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試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ1st第16節・アビスパ福岡戦)

6月18日は、レベルファイブスタジアムでアビスパ福岡戦です。

 1stステージは残り2試合。
首位に立つ川崎フロンターレは、このアビスパ福岡戦に勝利し、勝ち点1差で2位の鹿島アントラーズがヴィッセル神戸に敗戦した場合、今節での優勝が決まります。

 麻生のクラブハウスに、連日20〜30人の報道陣が集結している雰囲気に優勝争いを実感しておりますが、選手たちは冷静ですね。重要なのは、鹿島の結果ではなく、目の前の相手である福岡にしっかりと勝つことだというのを彼らはよくわかっています。

「鹿島さんの結果は、多少なりとも気になるが、自分たちのことに集中していきたい。自分たちのやるべきことをやれば、必然的に結果はついてくる」(エドゥアルド)

「他のチームのことは気にしないで、自分たちがやってきたことを表現するだけ」(チョン・ソンリョン)

 今節で決まらなくても、残り2連勝すれば、鹿島の試合結果に関係なく優勝です。優勝は自分たちの手の中にあるということです。

だからこそ、大久保嘉人は、こう短く言い切りました。

「勝ちたい。それだけですね。自分たちが二つ勝てば優勝できるので」

その残り2試合のうちの大事な90分となるアビスパ福岡戦。この見どころをディープに語りたいと思います。

今回のランナップはこちらです。

1.約3分間で予習できるアビスパ福岡の戦い方

2.スタメンはどうなる?「選手として(出場の)可能性は捨てたくない」と語った中村憲剛の出場について。


3.「憲剛さんと同じプレーはできないので、自分らしいプレーをしたい」。ラッキーボーイ・大塚翔平は、福岡にリベンジを果たせるか。

4.福岡を攻撃し続けるための「逆説的な回答」とは?

5.気をつけるべき守備のポイントは、この2つ。そして車屋紳太郎が静かに燃えている理由。

6.「タイトルを取ったことのないフロンターレというチームで初タイトルをとることで、クラブの歴史に名を残したい」(エドゥアルド・ネット)。「博多の森の悲劇」を乗り越えて、歴史は生まれるか?

以上の6ポイントで約5500文字となっております。優勝がかかったこの試合の見どころをたくさん語っておきました。

では、スタートです。

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