ぼくがビックリマンから学んだこと:第26弾〜少年時代に衝撃を受けた、ビックリマンシールの収用法とは?
ビックリマンファンの皆さん、こんにちは。
どうも、いしかわごうです。
今回は、少年時代のビックリマン保存事情について振り返りたいと思います。
■シール保存といえば、輪ゴム!!
保存事情というのは、簡単にいえば、当時はどういう風にビックリマンシールを保管していたのかという話です。
まず現在の保存事情はどうなっているのかというと、シール専用のバインダーが販売されてます。シールもスリーブで一枚ずつ保護して、ちゃんとファイリングしてコレクションするのが、一般的になっていると思います。
しかし30年前はどうだったのかというと・・・・まずシール専用のバインダーなど存在していません。
なにせ、シールとは「貼って遊ぶもの」というのが常識でしたから、そのシールを「集める」という行為自体が新しい発想でもあったわけです。
集め始めの頃は「いかにたくさん集めるか」が主眼であり、シールを綺麗な状態でファイリングして保存するという発想なんて、まるで思いつかないわけです。
なので、当時の少年たちのビックリマンシールの保管の仕方というのは、裸状態でシールを重ねて輪ゴムでまとめているのが一般的でした。
輪ゴムだと、だいたい大事なヘッドシールを先頭にして重ねているので、ヘッドの角が確実にボロボロになります・笑。ブラックゼウスなど昔のシールで状態の良いものが少なく、そこに高額な値段がつくのは、こういった当時の保存事情によるためでもあります。
たまにクッキーやせんべいの缶に入れておく人がいるぐらいで、周りもほぼみんな輪ゴムで重ねて保存していたので、どうやって保存するかなんて、まるで気にもとめなかったんですね。
■切手用のアルバムにビックリマンシールを収用!?
そんなある日のことです。公園でビックリマンシールの交換会をしていたら、上級生の子が切手用のアルバムにビックリマンシールを入れていたんです。
(↑たぶん、こんな感じのやつだったと思います)
切手アルバムに収用されているビックリマンシールを見たとき、僕は「すげぇかっこいい!!!」と思ったんです。いやぁ、衝撃的でした。
それまで輪ゴムでビックリマンシールを重ねてまとめているだったので、一枚のシールが何重にも重なっているだけじゃないですか・・・でも、切手アルバムに収用していると、ビックリマンシールをアルバムの中に「飾っている」ような感覚で眺めることができる!
少年時代はしょっちゅう衝撃を受けてましたけど、世の中には、すでにあるモノを工夫して活用する人がいるんだなぁ・・・と、その上級生の人を見て思ったものです。
(↓こんな感じですね。一応、全国的にもメジャーな方法ではあったようです)
■使っている道具を見れば、一流かどうかもわかる!?
すっかり切手アルバムが欲しくてたまらなくなり、その日の夜は母親に「切手アルバム買ってくりー」とねだりまくりました。
1000円もしないアイテムだったこともあり、そこまで無下に断られることもなく、週末にファミリーデパートの文房具コーナーで無事に購入したというわけです。その後、まわりでも切手アルバムに入れて集めている人はかなり増えていた記憶があります・・・・ビックリマン大ブームによって、一時的に切手アルバムの売り上げも増えたんじゃなかろうか・笑。
スポーツや音楽でも、使っている道具を見れば、一流かどうかがわかるっていうじゃないですか。
だから、切手アルバムに入れてると、なんだか高級感が増すというか、「こいつ、やるな・・・」みたいな「ビックリマン上級者」的な雰囲気も出せましたね。いや、知らないですけど。
■ついに公式のシールアルバムが登場!
おそらくロッテ側にも要望が殺到していたのだと思うのですが、その後、ビックリマン公式のアルバムやファイルも何種類か登場しました。
・・・どーん!!
これらの公式アルバムやファイルの話は、次回にしますね。
今回はこの辺で。
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