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試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(ゼロックス・浦和レッズ戦)

2月16日は、埼玉スタジアム2002で富士ゼロックススーパーカップ・浦和レッズ戦です。

2019年の川崎フロンターレにとって、最初の公式戦となります。昨年同様リーグチャンピオンとしての出場で、天皇杯チャンピオンの浦和レッズとの一戦となっております。

早速ですが、この試合の見どころについて語っていきましょう。

■1.「選手にも『決勝戦のつもりで戦おう』と伝えています」(鬼木監督)。去年とは明確に異なるゼロックスの位置付け。並々ならぬ思いでこの一戦に向けて準備してきた指揮官と、そのメッセージを受け取った選手たち。

■2.「ゴールを取る目標はありますが、それ以上にチームが勝つこと、チームの力になることが最重要。そして優勝することが一番だと思っている」(レアンドロ ダミアン)。「監督に『シンプルに(クロスを)上げていい』とキャンプから言われてます」(車屋紳太郎)。ダミアンが機能することで、小林悠も生きてくる理由。今年のチームの攻撃はどう変わるのか。

■3.「いつもと変わらない。普通の1試合と変わらないので、特別なものはないです」(家長昭博)。2018年のJリーグMVPが臨む、2019年初試合。ブレないアキが変えることと変えないこと。

■4.「嫌なFW陣であるのは間違いない。気が抜けない相手になる」(谷口彰悟)。興梠慎三と杉本健勇の天敵2トップを沈黙させるポイントは、サイドの攻防戦にあり。

以上、ポイントは4つで全部で約6500文字です。

では、スタート!

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