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「大きな欠落が大きなチカラを生む」。サカナクション・山口一郎の夢を叶えるチカラとは?


でんでーん、いしかわごうです。

最近、木曜日の小池栄子さんがツボなんですよ。

カンブリア宮殿に出ている小池栄子さんも、クレイジージャーニーに出ている小池栄子さんも、どっちの小池栄子さんも、なんだかグッとくるんですよね。

えーっと、心底どうでもいい僕の好みの情報公開から始まったメルマガですけど、最近はサッカーネタが多かったので、今回は僕の好きなものを、セクシーに語ろうと思います。

このメルマガ読者が求めているのは、きっと僕の休日の素敵な過ごし方とか、最近のマイブームとかの「いしかわごうプチ情報」だと思いますからね。

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 さて。
それは、僕が好きなロックバンドであるサカナクションについてです。

すでにメジャーなアーティストですけど、知らない方に説明しておくと、北海道出身の5人組。バンド名は「魚」と「アクション」を組み合わせた造語で、「ミュージックシーンの変化を恐れず魚の動きのように軽快に素早くアクションしていく」という意味から来ているそうです。

彼らの存在を初めて知ったきっかけは、2010年に発売した「アルクアラウンド」という曲のプロモーションビデオでした。

音楽専門チャンネルを流していたら目にしたのがきっかけだったんですけど、5分以上ある曲のPVをワンカメで撮影していて、歌詞を立体的な物体で登場させて表現する手法に、すっかり目が釘付けになってしまったんです。

メロディも心地良いし、ヴィジュアルで魅せることにもかなりのこだわりを見せていて、なにより新しいことにとことんトライしようとする姿勢にすごく好感が持てたんですね。

ただこのときは、「サカナクションか。名前を覚えておこう」ぐらいで、そんなに深く興味を持っていたわけじゃありませんでした。

 急激に好きになったのは、その翌年の2011年です。

あるとき、NHKの「トップランナー」という番組を見ていたんですよ。

いまはもう放送していない番組ですけど、旬の著名人を毎回1組ゲストに招くというトーク番組です。

司会は箭内道彦さんと田中麗奈さん。

箭内道彦さんは、タワーレコードのコピーとして有名な「NO MUSIC, NO LIFE.」の生みの親といえるクリエイティブディレクター。田中麗奈さんは女優ですね。最近、医師と結婚したことを発表しました。


その「トップランナー」を見たときにゲスト出演していたのが、サカナクションだったんですよ。

今から5年前ですから、まだ知る人ぞ知る存在だったと思います。

「あっ、サカナクションじゃん」と思ってそのまま見ていました。
 
そのときに印象的だったのが、ボーカルの山口一郎さんの目ヂカラ。


最初こそ司会の2人と他愛もないトークをしていたのだけど、次第に熱を持って音楽への思いを真摯に語り始めるんですよ。

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