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試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ第18節・サガン鳥栖戦)

 7月8日はベストアメニティスタジアムでサガン鳥栖戦です。


ホーム・浦和レッズ戦、アウェイ・サガン鳥栖戦と続く「試練の2連戦」です。「浦和の勝利を無駄にしないためには、これが大事な試合になる。それは選手にも伝えました」と鬼木監督。浦和戦の大勝を生かすかどうかは、この鳥栖戦の結果次第とも言えます。

 去年はアウェイで鳥栖に0-1で敗れました。

リーグ戦での連続無敗記録が16で途切れてしまった試合でもありましたし、ストライカー・小林悠にとっては、連続ゴール記録が「7」で途切れてしまった場所でもありました。

 現在、小林は2試合連続2ゴール中と絶好調です。そこでベアスタに乗り込むにあたって、去年のリベンジという気持ちはあるのかどうかを聞くと、「ちょっとはありますよ。悔しい気持ちがあったので」と不敵に微笑んでくれました。3試合連続2ゴールとなれば、ちょっとすごいですね。

 なおアウェイで鳥栖に勝った2012年も2014年も、スコアは1-0でした。田坂祐介のヘディングだったり、登里享平のクロス気味の低弾道シュートだったりと、エースよりも伏兵が決勝弾を決めることが起こりがちなので、そういう可能性があることを勝手に予言しておきます・笑。

 では、試合の見どころをいつものようにディープに語っていきます。ラインナップはこちらです。

1.とても気になるスタメン予想。4試合連続先発を固定か、それとも・・・?

2.「そこはうまく兼ね合いをつけながらやっていきたい」(鬼木監督)。指揮官が語る、この鳥栖戦のメンバー選考も含めた、二つのポイントとは?

3.「守備のところで、自分としては寄せきれなかったりして、ちょっと不甲斐なかったです」。得点を決めながらも反省の言葉を述べていた長谷川竜也。鳥栖戦前日練習後に、ある先輩と行っていた入念な確認とは?

4.「身体が重くても、重いなりにプレーはできる。チームとして、どこでギアをあげるか。メリハリをつけられればいい」(阿部浩之)。3ボランチを走らせながら、いかにして鳥栖守備陣の綻びを突く展開に持ち込むか。我慢比べは、覚悟しておくべき一戦。

5.「いつも通りにやりたい」と語る家長昭博。彼をトップ下で起用しない理由とは?

以上、5つのポイントで約5500文字です。気になる情報満載で、読み応えたっぷりです。

では、スタート!

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