見出し画像

ぼくがビックリマンから学んだこと:第18弾〜「ビックリマン ひみつ手帳」を手に入れたぞ!

どうも、いしかわごうです。

今日はビックリマンを語る前に、少し雑談を。

■「笑ゥせぇるすまん」に出てくる漫画コレクター

最近、寝る前にAmazonプライムで無料で視聴できるアニメの「笑ゥせぇるすまん」をよく見ています。一話がジャスト10分なので、寝る前にさらっと見るには良い感じの長さなんですよ。

「笑ゥせぇるすまん」は、昔、ギミアブレイクと言う大橋巨泉が司会をしていた番組の中で放送していた、1話完結もののアニメです。基本的はブラックユーモアで、番組自体が夜の時間帯だったので、サラリーマンが出てくる話が多かったですね。子供の頃は「大人って大変だなぁ。サラリーマンしんどいなぁ・・・」と思いながら見ていた気がします・笑。

 その中で「マンガニア」という、漫画のコレクションにハマっている中年サラリーマンのお話があります。

 古本屋に通って少年時代に読んでいた漫画本や付録漫画を収集しているものの、欲しいものが高額な値段でなかなか買えない・・・そんなある日、とあるきっかけで出会った喪黒福造から一冊の古い漫画本を渡され、価値を調べて欲しいと依頼されるのです。

 見慣れない本のため、行きつけの古本屋で鑑定してもらったところ、とんでもない価値のある幻の漫画本だったことが発覚。しかしそのことを喪黒福造には隠して「価値はないが、自分が買い取ってもいい」と持ちかけたところ・・・という回でした。

■君は「ビックリマン ひみつ手帳」を知っているかい?

 なんでもこんな話をしたのかというと、昔の漫画収集にハマる中年サラリーマンの気持ちがわかるからです。

先日の僕は、とあるビックリマンの「付録」をネットオークションで発見し、感激のあまり入札を抑えることが出来ませんでした・笑。

なんとか無事に落札したわけですが・・・・それがこれです。

・・・・ビックリマン ひみつ手帳!!

・・・これ何?と思う方が圧倒的大多数だと思います。なので、少し説明を。

先日公開した第13弾の回で、こんなことを書いたのを覚えているでしょうか。

あとコロコロの小学館では「小学○年生」という児童向けの学年誌を発行してますが、そちらでも毎月のようにビックリマンの特集を組んでいました。

おぼろげながら覚えているのは、小冊子のような付録に、過去のヘッドシールの裏面の情報が掲載されていたことです。シャーマンカーンやスーパーデビル、聖フェニックスの裏面など見たことがなかったので、それが掲載されていたことに大興奮したのを覚えています。あの付録の小冊子、もう手に入らないだろうなぁ・・・。

 そう、もう手に入らないと思っていたあの小冊子が、この「ビックリマン ひみつ手帳」だったんです。これ、小学館から出版されていた「小学3年生」の4月号についていた付録なんです!

ネットオークションで発見した時は、「まさか???」としびれましたね。

とはいえ、如何せん30年以上前の出来事なので、表紙を見ても「・・・でも、本当にこんな付録だったかな?」という気持ちも最初はありました。

ただ商品紹介で公開されていた中身のページに見覚えがあったのと、目次欄を見ると、ヘッドシールの紹介にページを割いている構成から徐々に感触を得て・・・・何より「昭和62年発行」で確信を得ました。当時の僕は、まさに小3ですから!!

いやー、ようやく見つけ出しましたよ。

■入手難易度がすこぶる高い、学年誌の付録!

なにせ学年誌の場合、「コロコロコミック」などとは違って購入者がピンポイントなので、この付録を覚えているという人は当時の同学年で、かつ学年誌を読んでいた人に限られてしまうんです。1年でも学年が違う人には、存在すら知られていないアイテムのはずです(もちろん、兄弟で購読していて「お兄ちゃんのを読んでたよ」という人もいるとは思いますが)。知名度が著しく低いんですね。

購読者が限られていることに加えて、しかも書籍として販売されたわけではなくて「付録」というアイテムだったので、タイトルなどの情報も残っておりません。頼れるのは記憶のみですが、僕は「ビックリマン ひみつ手帳」というタイトルすら忘れていました。まず世に出回らない付録モノは、入手するのがとても困難なんです。

・・・・先日、それを入手することができたんですね。2019年は、きっとよいことあるなぁ・笑。

ちなみに値段は3000円ほどでした。諭吉さんが飛んでいく値段ならば流石に諦めますが、野口さん3人ならば、僕でもなんとかなります・笑。

・・・・気づいたら、だいぶ長文になってしまいました。この小冊子の中身をまるで紹介してませんが、それは次回以降にどこかのタイミングにしますね。

■幻のプレミア漫画本・足塚不二雄の「UTOPIA 最後の世界大戦」。

そうそう。
冒頭に触れた「笑ゥせぇるすまん」の回で登場した、喪黒福造から価値を調べて欲しいと依頼された古い漫画本。作品内では「最後のUTOPIA」(足塚夢四雄)というタイトルでした。

実はこれ、藤子不二雄が足塚不二雄と言う名義で出した初の単行本 「UTOPIA 最後の世界大戦」が元ネタだったりします。世の中に数冊しか残ってないと言われていて、400万円の値段がついたこともあるという、超プレミア漫画本です。

過去には、なんでも鑑定団に持ち込まれたこともあったみたいです。初版本ではなくて、かつ状態もあまり良くなかったので「280万円」だったとのことです。

・・・って、持ち込んだのは松本零士先生かよ・笑。 

復刻版ならば、現在も市場に出てますよ。

ではまた。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


ご覧いただきありがとうございます。いただいたサポートは、継続的な取材活動や、自己投資の費用に使わせてもらいます。