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試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(ACL準々決勝・2ndレグ/浦和レッズ戦)

 9月13日は埼玉スタジアム2002でACL準々決勝2ndレグ・浦和レッズ戦です。

 ホームでの1stレグを3-1で勝利して迎える2ndレグです。
今年、2点のアドバンテージを持って第2戦を戦うというシチュエーションは、ACLラウンド16のムアントン戦(3-1)、ルヴァンカップ準々決勝のFC東京戦(2-0)と、すでに2度ほど経験してますね。
 
 それぞれの前半の相手の出方はというと、ムアントンは試合開始から人数を固めて守る「穴熊戦法」でした。そこを慌てずに前半のうちにゴールをこじあけています。

一方のFC東京は、立ち上がりから前傾姿勢で点を取りに来ましたが、その背後をカウンターで沈めました。終わってみれば、どちらの第2戦も4-1(ムアントン)、5-1(FC東京)と大量得点を奪っています。

 今回の浦和がどういうゲームプランで来るかはわかりませんが、おそらく立ち上がりからこちらに激しく圧力をかけてくると思います。そう考えると、試合のポイントも自ずと明確になってきますから、プレビューでは、そのへんを詳しく語っております。

では、今回のラインナップです。

1.「2試合とも勝てれば良いと思ってます」(大島僚太)。ベストメンバーで臨む一戦か。気になる予想スタメンは?

2.「後半の90分」をどんな配置でどう戦うのか。鬼木監督が見せているチームマネジメントとリスクテイクの視点から、予想してみる。

3.「相手が奪いに来ても、いなせるだけの技術と方法は持ち合わせている」(谷口彰悟)。過去2戦とは「違う顔」で向かってくるであろう浦和。選手たちに求められる対応力は何か?

4.浦和の新システム〔4-1-4-1〕を攻略するには?その対策とヒントは過去問にあり。

 ポイントは全部で4つ。冒頭部分も含めると全部で約7000文字です。

勝てば(正確には負けなければ)、フロンターレとしては初めてのACLベスト4進出が決まります。19時半キックオフですから、ぜひ埼玉スタジアムに駆けつけてください。

では、スタート!

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