見出し画像

試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ1st第14節・ジュビロ磐田戦)


5月29日は等々力競技場で、リーグ戦第14節ジュビロ磐田戦です。

 1stステージも、川崎フロンターレは残り4試合となりました。
どうしても「残り4試合全勝」と先を意識してしまいますが、選手たちの口から聞かれるコメントは「次の1試合」でした。

 「1試合1試合、決勝戦のつもりで戦う」と大久保嘉人が言えば、中村憲剛も「そんな先のことは見ていないです」と言い切ります。

 逆に言うと、目の前の1試合に集中していることが、今の状態にもつながっているのかもしれません。

「首位だけど、変に意識せず、良い緊張感でやれているんですよね。90分通して1試合1試合全員で勝つというところを監督が強調しているし、選手それぞれもそういう意識で試合に臨めていると思います」

 こちらは、現在のチーム状態に関する登里享平の談話です。そしてこのジュビロ磐田戦も90分全力を尽くす姿勢は変わりません。今回も見所をディープに解説したいと思います。

ラインナップはこちらです。

1.約3分でざっくり予習するジュビロ磐田の戦い方

2.気になる予想スタメンは?

3.「最後に身体を張ってくるし、そのプレーにはフロンターレで何度も助けられましたからね。身体能力も高いですし、性格も面白い(笑)」。森下俊との駆け引きを制してゴールを奪いたい小林悠。

4.「ショウヘイは球離れも早いし、センスがすごい」。チームメートも一目置く大塚翔平を、チームにどう組み込むのか。トップ下での出番も予想される彼の役割とは?

5.いかにジェイを沈黙させるか。問われる、ディフェンスラインを統率する谷口彰悟の対応力。

6.「ジュビロといえば、名波さんの顔が出てくる。監督の顔が出てくるというのはやっぱりすごいと思います」。中村憲剛が名波浩の率いる磐田との対戦を楽しみしていた理由。

以上の6つのポイントを、約6000文字で語っています。試合の見るべきポイントを把握したい方は、ぜひ読んでみてください

では、スタートです。

ここから先は

5,719字

¥ 200

ご覧いただきありがとうございます。いただいたサポートは、継続的な取材活動や、自己投資の費用に使わせてもらいます。