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「ゲームの構図を変えられなかった」(中村憲剛)。ミックスゾーンでそれぞれが語った敗因から読み取れる、選手たちが向き合うべき今後の課題。(リーグ第14節・横浜FM戦:0-2)


 日産スタジアムでの横浜F・マリノス戦は0-2で敗戦。

 早速ですが、今回のレビューのラインナップです。

1.「もう少し攻めておくとジャブのように効いてくるが、それも前半はあまりできなかった」(谷口彰悟)。ジャブの手数自体が少なすぎた前半の攻撃。その2つの原因とは?

2.「ボールは前半から持てていたが、怖いプレーがなかった。ただボールを回しているだけだった」(車屋紳太郎)。マリノス守備陣に「使わされた」サイドでの崩し。そこで必要だった工夫とは?

3.「相手が攻め残りするか、相手を下げさせるかは紙一重」(奈良竜樹)。マルティノスと齋藤学が戻らないときはチャンスでもあるが、ピンチでもある。攻め残りするサイドアタッカーと、強気な姿勢で駆け引きを続けていた守備陣。

4.巻き返しの一手になるはずだった「プランB」が、思うように機能せず無得点。指揮官の誤算は何だったのか。

5.「ゲームの構図を変えられなかった」(中村憲剛)。ミックスゾーンでそれぞれが語った敗因から読み取れる、選手たちが向き合うべき今後の課題。

 以上、5つのポイントで約7000文字です。試合から少し時間が空いた分、より冷静なレビューになっております。試合をあらためて振り返ってもらえると幸いです。よろしくどうぞ。

なおプレビューはこちらです。→試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ第14節・横浜F・マリノス戦)

ではスタート!

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