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試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ2nd開幕戦・ベガルタ仙台戦)

7月2日はユアテックスタジアムでベガルタ仙台戦です。

 第2ステージの開幕戦なんですけど、開幕戦という雰囲気が少ないのは、中断期間もなく、一週間のリズムで始まるからでしょうか。

 中村憲剛にそのへんの意識を聞くと、去年との比較で、こう語ってくれました。

「去年のほうが仕切り直し感が強かったですね。間が空いたし、ドルトムント戦もあった(←懐かしい!)。成績も優勝争いするわけでもなかったから、仕切り直す気持ちにはなったかな。今回もまたリスタートになるけど、勝ち点3を積み重ねていけば、年間優勝にも届く。継続していきたいですね」

 一方で、「一区切りしたけど、僕らは1stステージを取れなかったので、勝たないといけないと思ってます」と、静かに燃えていたのが大島僚太です。

「(2位になったときの経験)を次に生かさないといけない。仙台戦で勝ちたいですし、結果が全てだと思うので、第2ステージと年間優勝を勝ち取らないと、1stステージの反省は生かされないと思ってます」

 そんな頼もしいコメントを、語ってくれていました。

では、第2ステージの開幕戦の見どころを、いつものようにディープに語りたいと思います。ラインナップはこちらです。

1.「第1ステージの仙台戦は、自分たちが立ち返るきっかけになった試合」(中村憲剛)。前回の対戦から学ぶべきことは?

2.「左サイドではケンゴさん(中村憲剛)とのコンビネーションも練習から増えてきた」。今節こそ注目したい左サイドの連携。そして、気になるスタメン予想は?

3.「それをやれれば、崩せる」(中村憲剛)。3試合連続2ゴール中。間で受ける達人と、そこに配給できる縦パスの達人の連携が、ブロック崩しのカギになる。

4.仙台の弱点は、ここ!いつも以上には狙うべきポイントとは?

今回は、4つのポイントでピッチ上の注目すべきことをコンパクトかつ濃く、書いてみました。全部で約4500文字ほどです。

ちなみに発表されたリオデジャネイロ五輪代表に関しては、サッカーダイジェストwebに3人の記事を書いてますので、そちらをお読みください。

「託す人、託される人」。五輪メンバー入りした大島と原川に、負傷離脱中の奈良が送った熱いメッセージ

では、スタートです。

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