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『転職と副業の掛け算』の読書メモ

『転職と副業の掛け算』を読んで個人的に参考になった箇所を読書メモとして記しました。

働くことに対するマインドセット

「本当の安定」=「自分はいつだって転職できる」「どんな環境でも自分でお金を稼げる」「給料以外に収入がある」
・「副業」を自分の市場価値を高めるための手段として捉える
・会社の看板に頼らず稼げるようになる
・大事なのはスキルではない、「考え方」「スタンス」「目線」
「将来的にどの会社でも活躍できる力をつけられる会社にいきたい」というのは向上心があるように見えて、根底にあるのは受け身の姿勢。
「自分が成長できる企業はどこか?」という自分視点だけではなく「自分が成長させたい企業はどこか?」という視点を併せ持たないと、いつまでも受け身の姿勢でいることしかできません。会社により掛かるだけてなく「会社を成長させる力」を持つことが大切。
「個人として何ができるのか」「看板のない自分にできることは何か」を考えて行動するすることが、自分の市場価値に繋がる。

転職市場で評価されることにつながるマインドセット

「自分という会社を経営する目線を持て」→「自分株式会社」
市場評価>>社内評価
「市場からの評価」は「自分の生産性を高めること」で上がっていく
生産性=「会社の業績を伸ばすための本質を見極めて、効率的に行動する力」
①論理的な思考ができる力
②構造的に物事を取らえる力
③物事を俯瞰した上で、課題を特定する力
④課題に対して仮設を立て、誰にでもわかりやすく話せる力     
⑤①~④を用いて組織をマネジメントする力

優位な転職活動を可能にするためのマインドセット

転職活動する上で自分の仕事を「わかりやすく」する伝える能力は重要  ⇒そのために理解しておくべきこと「業界の状況→会社の課題→部署の役割→自分のミッション」
転職で最も評価されるのは「考えたうえでの行動経験値」。評価されないのは「言われたことだけやった行動」
転職すべき最高のタイミングは「仕事が最高潮なタイミング」(採用側の視点)
キャリアの地図は持っておくべき

社会人2年目になりかけている私にとって仕事に対する考え方において大きな気づきを与えてくれた本でした。社会人なりたての若手から行き詰まっている中堅、今後のサラリーマンの転職・副業感を知りたいベテランの方まで一読の価値のある本だと思います。機会があればぜひ手にとって見てください。

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