張本智和インタビュー 世界卓球2023ダーバンを振り返る①

2017年、世界選手権の個人戦で当時の日本の大エース水谷隼選手を圧倒し、世界に名を轟かせた張本智和選手。13歳とは思えないプレーぶりで、そのままベスト8まで勝ち残った。

その頃、どっぷり卓球にハマっていた。だから、世界選手権の記憶は鮮明に覚えている。

張本選手と水谷選手はなんと2回戦でぶつかった。世界ランクの高い水谷選手のシード下に潜り込んだ形だ。

「張本選手、さすがにかわいそうだな」と率直に思っていた。

直前の選考会で、予選を突破し、ベスト4に入っていた。優勝は逃したが、強化本部の推薦によって世界選手権を決めていた。

急成長中とはいえ、水谷選手に勝てるわけがないと思っていた。

そんな気持ちであったので、リアルタイムで見ることはなかった。

たしか、帰り道の電車の中。部活動の先輩が「このまま張本選手が勝っちゃうんじゃね」みたいな呟きをしていた。咄嗟に、その先輩に連絡を取ると、あと数ポイントで試合が終わるところだった。

試合のハイライト映像が載ると、すぐさま再生した。張本選手が終始圧倒していたのだ。本当に驚いた。

そんな張本選手は、2017年に頭角を現してから、ずっと日本を代表する選手となっている。

そんな張本選手は、今年の世界選手権でベスト8に入った。
メダルをかけた中国人選手との準々決勝は、この大会のベストゲームと言えるだろう。

そんな張本選手が世界選手権を振り返るインタビューが掲載された。
まだ20歳ながら、数々の経験を積んできた彼の言葉を見ることができる。

卓球をあんまり知らない人、張本智和という名前は聞いたことはある人、卓球が好きな人、どんな人でも1回読んで欲しいです。