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つるやパンの衝撃

たくあんとマヨネーズを和え、それをパンに挟むと聞いた時、味の想像がつきませんでした。

10年ほど前のことです。
滋賀県長浜市で、「つるやパン」の「サラダパン」の存在を聞いた時、二度見ならぬ二度聞しながら眉間に皺をよせました。
 
給食に出てきそうなコッペパンに細かく刻んだたくあんがマヨネーズ挟んであります。
最初は、恐る恐る口に入れ、
数分後には、お土産に何本か買って帰りました。
 
発売から半世紀以上経った不動の人気を保ち続け、いや、さらに広がっているのではないでしょうか。
滋賀県を飛び出し、我が家の隣町の岐阜羽島駅でも見かけることがあります。
すぐになくなってしまうらしい。
「サラダパン」のロゴも好きなんだよなぁ。
 
その後、「つるやパン」は、丸い食パンも話題になりました。
僕は年に一度、大人買いならぬ大人食い(野獣食いと言われることもありますが……)で、かぶりつきたい時があります。
高級食パンの1000円だと貧乏性の僕は、抵抗感はありますが、丸い食パンは一本440円くらいなのでいいんです。
などと以前、お気に入りの土産を取り上げるブログだかエッセイだかで綴ったこともありました。
 
我が家では、母は必ず焼きます。
どれだけ柔らかいパンであっても。
マーガリンを塗り、その上に、その日の母の気分で様々な物を塗らされます。
 
現在、養蜂中のニホンミツバチのはちみつ(全国の旅中に購入するはちみつも溜まってきているけれど)、
ジャム(今は、姉がいただいてきた手作りブルーベリージャムがお気に入り)、
そして、つぶあん(井村屋の絞り出しできるパックを利用しています)の選択肢から、一つ、もしくは半分ずつ二種類。
 
また、食パンの焼き加減にうるさいんだよなぁ。
「もっと固く焼いてくれ」
 の一言が母子戦争の発端になったことも。
そこで昨日の朝は、先日、いただいた「つるやパン」の「ラスク」を出してやりました。
シナモン、ヨモギ、きなこなど、いろいろ楽しめるんだよなぁ。

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