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虚弱体質から強壮体質に?

健康が大事なんて、あえて綴ることもないのですが、昨日、そんな話が続いたので考えることに。
旅が多い生活だからか「強健」、「強壮」のイメージを持たれることが多いのですが、
虚弱体質の父と母から生まれた僕も子どもの頃から身体が弱い。
小児喘息がひどく、季節の変わり目はよく学校を休みました。
ちなみに47歳で逝った父の死因は喘息。
 
高校に入ってすぐ、アレルギー検査をすると30種類近く反応することがわかり、
アレルゲンの免疫をつけるため、減感作療法を受け始め、
毎週、アレルゲンエキスの入った注射を両腕(アレルギーの種類が多く、片手では足りなかったようです)に打っていました。
卒業するまで3年ほど続けたでしょうか。
この治療が、僕の身体には合っていたようで喘息で苦しむ回数が減りました。
 
その後、気候が温暖な静岡で大学生活を送ったこともよかったのか、
一人暮らしの楽しい大学生活を送ったことがよかったのか、身体の不調を訴えることが激減します。
 
しかし、それで調子にのったのでしょうか。
上京して、すぐ過酷な映像制作の仕事に就き、短時間睡眠が続いた数か月後に倒れて、入院します。
東京の空気も馴染まなかったのか、風邪をひきやすくなり、喘息も再発し、
病院に担ぎ込まれたこともありました。
 
その頃からでしょうか。
たとえ周囲に何を言われようとも、睡眠時間だけは、とるようになったのは。
編集長時代、締切間近で編集部に寝泊まりしていた時でも、0時前には「後は朝、起きて、すぐやるから」と寝袋に入り、6時間以上、寝ていました。
周囲が徹夜していようが、お構いなし。
「あの頃の石原さん(僕の本名)は殴りたかったわ~」
 数年後、同窓会のように当時の編集者たちと飲んだ時、彼女たちは笑いながら言っていたなぁ。
 
周囲には迷惑をかけましたが、自分の身体の状態には敏感になったのか、病気になることが激減しました。

海外の旅が多くなってからは、風邪をひきにくくなり、3日以上の便秘もなくなりました。
様々な国の様々な菌が体内に入り込み、免疫力が強くなったのだと思っています。
みんな信じないけどね。

何はともあれ、健康で日々の生活を送れることは幸せです。
子どもの頃を知っている母が一番驚いているのかもしれません。

写真は注射ではなく、ベルリンのテレビ塔。

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