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身体が丈夫な理由

「身体が丈夫ですね」と言われることがあります。
「おかげさまで」と答えますが、
身体の弱い両親から生まれた僕は、子どもの頃、病弱でした。
 
特にアレルギー性疾患と小児喘息がひどく、
高校1年生の夏、喘息は、さらにひどくなり、その時、病院で検査したら、スギやダニなど20種類以上の強いアレルギー反応が出たのです。
高校卒業するまで、毎週、病院に通い、
原因となる抗原を注射する減感作療法(免疫療法)を試しました。
この治療法が僕には、あっていたのでしょう。
 
それに加え、温暖な静岡で過ごした大学生活もよかったのかもしれません。
大学時代、アレルギーも喘息も、ほとんど出なくなりました。
 
しかし、卒業後、上京すると再び病弱の身体が顔を出し始めます。
制作進行として参加した2時間ドラマの撮影中に身体を壊し、入院しました。
医師からはメニエール病と診断され、それ以降、ぜんそくも再発し、夜中に病院へ担ぎ込まれたこともあります。
 
改めて身体が弱いことを自覚するようになり、
身体の異変に敏感になっていき、その対処法にも慣れていきました。
故障が当たり前の中古車を乗りこなすように。
 
それと同時に自分にとって調子がいいように保つコツも少しずつ学んでいきます。
といっても
睡眠時間を大切にすること、
水分を多めにとること、
身体を柔らかくしておくことなど特別なことではなく、誰にでも合うとは限りません。
 
一つ不思議なことは、海外の旅が多くなった30代から、風邪をひきにくくなったんですよね。
様々な海外に存在する菌が、減感作療法のように身体の中で免疫を作ってくれているのではないかなぁと思っています。
周囲から「そんなわけないだろ!」とバカにされているけれど。
 
昨日、顔を出した消防団OBの某グループ飲み会で健康についての話題を聞きながら、改めて考えていました。

それにしても、いただいた的矢牡蠣は美味しかったなぁ。

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