お前は、本気で寝ているのか?!

いきなり物議をかもすかもしれませんが、思い切って断言したいと思います。

「本気で寝ることさえできない奴は、決して成功しない」

そんなことを教えてくれたのが、後輩のY君(28歳)でした。少しご紹介させて頂くと、Y君は某有名ベンチャーで働くエンジニア。若干28歳という年齢ながら、本人曰く「俺、会社でエライんですよ」ということのようです。

「は?・・・お前はどんだけエライんですか?!」と先輩面をしていたら、「今、俺の下には部下100人くらいいますよ」と返され、本当にエライんだなと言うことがよく分かりました(笑)

「どうしてYさんは、かくも出世なされたのですか?!」とお伺いすると、とあるエピソードを教えてくれました。

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入社してびっくりしたのが、研修中にみんなウトウトしてるんですよ。隣のやつなんか、熟睡してましたからね。そいつに「昨日ちゃんと寝たの?!」って尋ねたら、

「ちゃんと寝てるよ~(><)昨日も7時間寝たのに、何でかわかんないけど、眠すぎるんだよぉ(泣)」

とか情けないこと言うから、

「お前、本気で寝てんの?!」って聞いたんすよ。

そいつは、「寝るに本気もクソもないだろ~(><)意味わかんないよ~」っていうから、

「いや、お前は本気で寝てない。寝る前に飯食ったり、酒飲んだりしてない?」

と問い詰めたら、「なんで分かるんだよ!寝る前にお腹すいちゃうから、つい食べちゃうんだよ~」ってぬかすんですよ。

俺からしたら、そんなん考えられないですよね。寝る前に飯食ったり酒飲むと、眠りが浅くなるのは常識じゃないですか。そうすると、当然仕事に差し支えてきますよね。だから俺、寝る二時間前は絶対飯食わないですし、飲み物も水しか飲まないっす。

そういう意味で、俺が同期の誰よりも出世できたのは、「本気で寝た」というのが一番デカいと思います。もちろん「優秀だ」というのもありますけどね(笑)

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後輩の話を聞きながら、私は色々なことを思い出していました。確かに、偉人と言われる人たちは、たかが「寝る」という行為一つとっても、「決め事」を作っている人が多いなと。

たとえば、アメリカ合衆国の建国の父といわれる、ベンジャミン・フランクリン。彼は、毎日決まった時刻にベッドに行き、「今日はどんな善い行いをしたのか?」と自分に問いかけながら心安らかに寝たとか。

日本だと、脳科学者・茂木健一郎さんでしょうか。毎晩、イギリスのコメディ映画を見ているそうです。脳にポジティブなイメージを叩き込むことで、日々のストレスを無意識の中で増幅させないためなのだとか。

たかが睡眠。されど睡眠。あなたは、本気で寝ていますか?!

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