環境を見誤った話

時にカードゲームというのは投資のような要素を孕むことがあります。

環境の第一線のカードが制限になった時や、新規のカードが過去のカードとのシナジーが強いことが分かった時などなど、今まで見向きもされなかった10円のカードが今や800円、なんてことがありますね。

環境を読める、そして強いカードを発見することのできる知識を持った人やビルダーがこの環境や市場を作っているといっても過言ではありません。

ソリューションですソリューション(浅い)

バトルスピリッツにおける現環境で使用数の多いデッキは赤青の2色で構築される地竜・海主が非常に多いそうです。

と、いうのも、少し前に環境に殴り込みをかけてきた滅竜でよく目にしていたジャッジメントドラゴンソードが無理なく採用できる、加えて楽族に採用されているネクサスの黄の聖遺物に対して強く動けるから、というのが理由であるとともに、高いBP、多い軽減で動くことが出来るから、というのがおおよその理由だと推察されます。

そこで最初の投資っぽいよね、という話に戻ります。

私は楽族がリリースされたときから楽族デッキを構築しており、非常に思い入れが強いことはもちろん、そのデッキタイプの動きに惹かれていました。

”この環境最強は、ダリアムーンワルツだ”

ぐらいのことを思っていましたが、蓋を開けるとどうでしょう。

そこらじゅうに八本首の海主が断罪剣をつけて容赦なくぶんなぐってくる環境じゃあありませんか。

そうです、私は楽族が好き過ぎるが故に完全に環境を見誤りました。

そりゃぁ使用率が高くて強いカード、加えて現在は新品のパックはとうの昔にリリース終了、なーんてことがあれば高くなるわな。

君のことやで、断罪剣君。

制限に入ってから、投げ売りした人も多いでしょう。

しかしどうでしょう、いまならそれを後悔しているのでは?

私もそうです。


今回の教訓:特定のカードにしか使えないカードも、すぐ売るんじゃなくて可能性を考えてみよう。

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