マガジンのカバー画像

#縄文 noteまとめ

123
縄文に関するnoteで面白そうだなーと思ったもの、面白かったものをまとめていきます。
運営しているクリエイター

記事一覧

開館中の縄文関連施設の情報を(一部ですが)集めましたよ!

コロナウイルスに辟易してますが、そんな中でも縄文には触れたい!土器を愛でたい!土偶を穴が空くほど見つめたい!という方のために、JOMOSEUMのリストに開館中かどうかの情報を加えて無料公開しました。 普段は、資金集めのため有料にしているのですが、こんなときなので無料で。長大なリストで見にくいかもしれませんが、気になる方はぜひご覧ください。 役に立ったよ!という方はご購入いただけると、コロナウイルス禍が去ったあとも見ることができますよ。

ヒタカミのホツマ旅⑤~三内丸山遺跡(約5900年~4200年前の縄文の大規模集落遺跡)

この記事は2019年(令和元年)8月に青春18きっぷを使い、東京から仙台、秋田、青森を巡ったときの記録です。「ヒタカミ」とは古代東北地方の呼び名で、「ホツマ」とはホツマツタヱという古代文献の略です。 書物で繰り広げられる時代をリアルに体感する ホツマに初めて触れたときに驚いたのは「古事記や日本書紀で語られる神様が実在した人だった」ということ。神話の時代は縄文という実在した時代だった。すなわち、ご先祖様の物語だった、ということでした。そんな視点は今までもったことがなかったので

しゃがむ土偶や土器をみて屋外施設も楽しめるーじょーもぴあ宮畑(福島市)[JOMOSEUM]

福島市の宮畑遺跡を整備した公園がじょーもぴあ宮畑で、その中に福島市の縄文の遺物を展示する体験学習棟があります。2015年にできた新しい施設で、遺物の数もそれなりにあります。 入るとホールがあり、季節ごとの生活をイメージした絵と遺物展示があります。1室目は竪穴住居や高床建物の作り方を模型で解説したり、柱の跡の断面図などがあります。石器や土器もありました。公園に再現したものがあるので、イメージをつかみやすいです。 2室目に目玉と言っていい重文の「じゃがむ土偶」が。横や後ろから

TATEANASというバンドを作りました。

フリーペーパー縄文ZINEプロデュースでTATEANASというバンドを作りました。まあその実態はmogsanというバンドと大石晴子さんというシンガーのユニットで、歌詞も曲もmogsan。安心のmogsan品質です。(mogsan品質に関しては聞いてください!) 縄文ZINEの企画作りのコンセプトは創刊号から「縄文+現代カルチャー」で作られていて、それは現代人の僕たちが縄文時代を想うための一つの補助線であり、最も古いものと最も新しいもののマリアージュでもあります。サブタイトル

【縄文×茶の湯】Jomon tea ceremony:縄文ノ茶席

縄文と茶の湯一昨年より、縄文茶会という実験を行っております。 竪穴式住居で茶会を設えるというものです。 このふたつの世界の底の方で、 地下水のように何か似たものが流れている気がします。 それは何なのか、そういうものを感覚的に探る取り組みです。 以下、初回(2018年)の茶席で感じたメモです。 「もぐる」という感覚竪穴式住居の前は、洞窟などに暮らしていたようです。 竪穴式住居の特徴として、半地下になっていることがひとつあるようです。 ※無論、その他様々な形があり、様々な説があ

縄文エシカルサミットに行った話

参加のモチベーションSDGsが最近話題である。自分自身もいつの間にか環境や持続可能性について強く意識するようになってきており、自分のやっているプロジェクトを通じても、もっと貢献したいと思っていた。 一方で、SDGs自体が持つ漠然としたいかがわしさが気になる。なんで今これだけ盛り上がってるのか謎だし、17のゴールが相互矛盾をはらみ得るのも気になる。そしてSDGsを追求した先に我々がどこに向かうのか? この先どのように自分が進むかを考えるうえで、「汝の正体みたりSDGs!」と

たべられる土器・土偶

おかし作り考古学者ヤミラさん監修の 「たべられる土器・土偶づくりキット」 結構前に購入しながら、そのままになっていたのですが、急に作りたい気持ちが湧いてきたので、土偶クッキー作りに挑戦。 ココアパウダーとかクルミも入れることになっているのですが、今回は家にある素材だけで。 うわー、不器用この上ない! 縄目をつけたり楽しかったけど、後半疲れてきて、更にテキトーに・・・。 やっぱり、茶色じゃないから、土偶っぽさが足りないなあ。と思いつつ、 いざ!オーブンに! まあ、

圧巻の土器のラインナップ、東京でまず行くべきはここー國學院大學博物館[JOMOSEUM]

國學院大學といえば、神道学と考古学で有名な私立大学ですが、その神道学と考古学についての研究成果を展示する博物館が渋谷のキャンパスにあります。 展示室は常設と企画があり、常設の約半分が考古学、残りの半分に神道と学校の歴史がある感じです。考古部門に入ると、まず時代を問わず選抜された遺物がいくつか展示されています。縄文の火焔型土器、土偶、石刀、古墳の埴輪、銅鐸などです。 火焔も素晴らしいですが、ちょっと変わった遮光器土偶を紹介しておきます。 選抜ゾーンを抜けるとまず旧石器時代

土器(調理器具)は"歯と胃腸を外部化したもの" 土器と人間の関係史は、AIと人間の関係を構想するアナロジーになる。 例えば、変容の象徴・転換の象徴を満載した縄文土器的AIと、なめらかな表面の弥生土器的AIというのはどうだろうか。 https://amzn.to/2OoMW7n

縄文の芸術家

これは、1万年以上も前の話。

有料
100

1日だけの漆器公開、日帰り強行福島旅でたくさん木製品を見てきました。

模様のついた木胎漆器が福島で見つかったというニュースを目にし、その展示会が1日限りで行われるという情報を仕入れて、福島まで行ってまいりました。 福島は縄文の遺物はたくさん出ていて、行くべき博物館やら何やらも多いのですが、いかんせんまとめていくには遠かったり、交通の便が悪かったりするので、今回は特別展示と市内の「じょーもぴあ宮畑」のみ。 じょーもぴあについてはJOMOSEUMの方でそのうち書くとして、今回は特別展示の様子をさらっとお伝えします。 会場の「とうほう・みんなの

JOMOSEUMリスト(随時更新)

縄文の遺物を見られる博物館や埋蔵文化財センターの情報を掲載する「JOMOSEUM」を2020年の1月にはじめました。自分が訪れたスポットの情報を写真とともに掲載してゆくことで、これから訪れようという人と博物館などのお役に立てばという気持ちでやっています。 自分が訪ねたことがない場所の情報も知りたいので、ゆくゆくは広く情報を集められるプラットフォームにできたらなぁなどと夢想していますが、まずは自分が訪れたスポットを100ヶ所くらいリストアップしていきたいと思っています。 タ

有料
500

縄文ZINE11号

早いところでは来週の金曜日(2/7)からそのほかは順次、縄文ZINE11号が発行されます。色々な方の協力を得て、今号も楽しい誌面になりました。 テーマは「好きなことがあってよかった」縄文ファンの作る雑誌ですが、今回は他ジャンルのファンに「好き」について聞いてみました。表紙とインタビューはエンジョイ・ミュージック・クラブの3人。彼らの好きなことについて色々聞いてみました。 そして、特集は大好きな土器の一つ、「大木式土器」です。これについてはぜひ読んでくださいとしか言えません。

jomoseum.com計画

縄文の遺物を楽しめる施設「JOMOSEUM」の情報を縄文の方のnoteに掲載し始めて二十日あまり、記事をマガジンにまとめてリストとして使おうと思っていたのですが、noteのマガジンはリスト化に向かないことが早くもわかりました。 地域をタグで分けたものの全てのタグがリスト化されるわけではないし、順番も記事数の順番でしか表示できないので、使い勝手がよくありません。 そこで、とりあえず地域別(地方/都道府県/市町村)リストの記事を新たに作りました。 しかし、つくってみてわかっ