私がカバンを作るようになったわけ​​:1章「カバンを作るつもりなんて全くなかった」(5/5更新)

「いしたにさん、そろそろなんか作りませんか?」

こういう乱暴な依頼をしてくる南さんについては、あれから4年経った今でもどうかしているとしか思えないのですが、でもホントに私がカバンを作るようになったのは、この言葉がスタートでした。

南さんの会社バリューイノベーションでは、スーパーコンシューマーという企画をやっており、文具王手帳などをすでにリリースしていました。

つまり、なにかものを作りたいという発案者は1人・その人ができるだけ100%満足する製品を作る・製品発売までの企画会議を全部公開する、という手法は、なにも私がカバンが作っていく中で編み出していったことではなくて、そもそも南さんとスーパーコンシューマーをいっしょにやっている中谷よしふみさんが、以前からやってきたことだったわけです。

また、私と南さんの接点は、Evernoteでした。

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