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【Asian Film Joint】福岡から新たな映画活動がはじまります。

2021年3月末にアジアフォーカス・福岡国際映画祭の終了が発表されてから約8ヶ月。福岡の地から、映画を通じてアジア諸国との協働と交流を生み出す新たな映画プロジェクト【Asian Film Joint】が始動します。発起人は、長らく福岡の映画・文化の領域でキャリアを重ねてきた三声舎・三好剛平氏。

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@2021 Asian Film Joint

このプロジェクトでは、タイの監督アノーチャ・スウィチャーゴーンポン監督特集をKBCシネマで上映するほか、全6回総勢15名のゲストによるオンラインフォーラムを開催。福岡、東京、タイなど各地の映画人を結んで「これからのアジア映画」について考える内容となっています。さらにこの上映企画は、全国主要都市への巡回上映&配信も計画しているという期待のプロジェクトです。

「アジアと築いたその映画資産を失わぬために」というタイトルから始まる3000字超気迫のイントロダクションには、福岡の地で30年続いた映画祭が育んできたアジア映画人とのネットワークとフィルムアーカイヴに焦点を当てながら、「長らく東京偏重であった映画ビジネスに対して、いま福岡からでも挑戦できることがありそうに思えた。」という発起人、三声舎・三好剛平さんの覚悟と期待に満ちた文章が綴られています。是非、ご一読ください。

わたし自身、福岡映画部という名前で映画活動をしているように、福岡の街での活動に愛着や可能性を感じています。しかしそれは、ローカルに留まった活動だけをイメージしたものではなく、この場所からはじめられる映画の可能性を考え、試し、広げていくためのものである必要があると思っています。

今回、【Asian Film Joint】が挑もうとしている可能性は広く、語るべきテーマも多くありますが、そのどれもが映画に新たな循環をもたらすものであり、福岡での、そして地方での映画活動から全国・世界に向けた映画の新たな可能性を示すものになると感じています。

半年以上前、「アジアフォーカス・福岡国際映画祭が育てた映画資産の火を絶やしてはならぬ」という話を聞いた時には、まさかこんな濃密な企画が実現するとは想像もしませんでした。同映画祭に育てられ、福岡で10年以上の文化活動キャリアを育んできた三声舎・三好さんでなければ実現できなかった企画だと思います。

そこで、そんな期待の映画プロジェクト【Asian Film Joint】について、特集上映を前に発起人である三好さんご本人の口から語っていただくトークイベントを開催します。

「このプロジェクトは一体どんなプロジェクトなのか?」「どんな魅力があるのか?」「そもそも、どうしてアジアなのか?」「どうしてアノーチャ監督なのか?」「そこにどんな可能性を感じているのか?」そして、「いま映画にはなにが必要なのか?」。福岡映画部・石渡が聞き手となり、根掘り葉掘り聞いていきたいと思います。

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【開催概要】

日時|2021年11月21日(日)  14:30開場/15:00開演
場所|六本松蔦屋書店アートスペース
料金|無料(着席先着25名、立見可)
予約|事前ご予約をご希望される方は、以下メールアドレスへ要項目を記入のうえご連絡ください。
info@asianfilmjoint.com
*タイトルに「蔦屋イベント参加希望」とご記載いただき、お名前、ご連絡先、人数をご記入ください。

主催|Asian Film Joint、福岡映画部
協力|六本松 蔦屋書店

▶︎ イベント詳細ページ
https://store.tsite.jp/ropponmatsu/event/video/23261-1657501105.html

もし、【Asian Film Joint】について聞いてみたいことしあれば、遠慮なく私にリクエストお寄せください。こういったプロジェクトの発起人の話を立ち上げ時に直接聞ける機会って貴重なので、三好さん個人に向けた質問でも良いかと思います。三好さんの活動はTVにラジオに紙媒体に、いつも聞き手が多いイメージで、きっとこういう場で質問できる機会って少ないですから、是非。

いま、新たなフェーズに向け動き出す福岡の映画シーン、そして映画のこれからを参加者の皆さんとも一緒に考えていけると嬉しいです。

さあ、問題は三好さん(と)のトークが1時間で収まるかどうか。聞きたいこと、話したいことがありすぎる。。濃密極まること必至なこの機会。是非、お見逃しなく。

来週日曜15時、六本松蔦屋でお待ちしています!

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