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日本のハードコアパンク映画

実は今、1980年代の日本のハードコアパンクについてのドキュメンタリー映画の撮影が始まっている。

大まかな内容は決まっているが、いったいどういう内容になるのかは俺にもわからない。

Facebookで友人であった映画製作会社の木野内君という人からオファーを受け、話し合い製作することになった。

この映画製作会社は、東京都知事選挙で泡沫候補といわれる候補者にスポットを当てた映画「立候補」を製作した会社のチームで、この映画はマック赤坂氏がほぼ中心となって撮られているドキュメンタリー映画だ。

個人的にマック赤坂氏のことはなんとも思っていなかったが、この映画を観て面白かったのは事実である。

機会があれば、観てみるとよいかもしれない。

そんな本格的な映画製作会社からオファーが来たときは「俺?マジで?本気?」と思ったのだが、本気らしい。

しかし俺の映画ということではなく、80年代の日本のハードコアパンクシーンについて撮るという方向にしてもらい、なんとか撮影できることにした。

ネタバレになりそうな内容のことは書けないので、いつになるかはわからないが、完成を楽しみにして欲しい。

日本のハードコアパンクシーンはアンタッチャブルな部分が多いので、実際映像となるのは一部分かもしれない。しかし、これまで日本のハードコアパンクシーンが映像作品、それもドキユメンタリー映画になるというのは個人的には良いことだと思う。

海外にはUK/DKやザ・デクラインなどのパンク・ハードコアシーンに迫る映画があったが、日本にはそれがないように思う。

前述したように、日本のハードコアパンクにはアンタッチャブルな部分が多いので、映画化するということに関しては非常に悩んだが、この素晴らしい日本のハードコアパンクシーンを記録として残すのは良いことだと判断し、撮影にOKを出した。

先日の新宿LOFTで行なったBURNING SPIRITS〜CHELSEAの日で、カメラクルーが入っていたのもこのドキュメンタリー映画の撮影だ。

これをきっかけに、俺の知らなかったこともたくさん知れると思うと楽しみではある。しかし、色んな先輩たちや友人たちに協力してもらえてから初めて、このドキュメンタリー映画をつくることができる。1番重要なのはその部分であると思っている。そのときは俺から話をさせてもらうことになると思うので、もし可能であれば協力してもらえると嬉しいです。

元々個人的に映画が好きで、ドキュメンタリー映画には目がない。原一男監督の撮った奥崎謙三氏の映画「ゆきゆきて、神軍」や、森達也監督のオウム真理教の映画「A」「A2」などの他にもドキュメンタリー映画には好きな作品が多い。

エンターテイメントな映画作品も好きだが、やはりドキュメンタリー映画を好んで観に行ったり、レンタルで借りたりDVDを買ったりする。

エンターテイメント的な映画では、若松孝二監督が世界一の映画監督だと個人的には思っている。

足立正生監督も素晴らしいし、渡辺文樹監督のゲリラ上映スタイルも好きで観に行ったことがある。

渡辺文樹監督の映画は話題が先行して、警察が毎回会場にいるのだが、各作品のテーマが闇に葬られた社会問題などにスポットを当てているが、作品としては痛快アクション映画であると思う。

そういった映画好きな自分がいることも、今回撮影することをOKした原因の1つだろう。

しかし、作品として残るということは責任を感じている。この素晴らしいシーンをどう伝えるかは監督次第であるところが大きいと思うが、俺の責任も大きい。

エンターテイメント映画ではないので、脚本があるわけではない。ありのままの事実がそこに映し出されるのではあるが、どういった視点で進むのかが楽しみでもあり、不安でもある。

ドキュメンタリー映画なので、いったいどういう作品になるかはわからないが、素晴らしい作品になることを信じてやっていきたいと思う。

詳細などが決まったら、どこかでまたお伝えします。



写真 1980年代中期、原宿歩行者天国にて。

*このコラムに書いた映画撮影は、2018年に行った自分のバンドであるFORWARDのアメリカツアーでも撮影をしていたので、そのうちできるのではないでしょうか?
まぁしかし、かなり時間はかかるでしょう。
それにあわせて、自分も何か本のようなものが出せたらなとは思っています。

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30年以上に渡るバンド活動とモヒカンの髪型も今年で35年目。音楽での表現以外に、日本や海外、様々な場所での演奏経験や、10代から社会をドロップアウトした視点の文章を雑誌やWEBで執筆中。興味があれば是非サポートを!

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JAPANESE HARD CORE PUNK FORWARD/DEATH SIDE VOCALIST. バンド以外にライターをやっていて、雑誌やwebにて連載コラムやインタビュー、レポートなど多数。

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