100年前の人を動かす方法は、最近の女性を口説く方法と変わらない|デール・カーネギーの「人を動かす」を読んで
少し前にデール・カーネギーの人を動かすという本を読みました。その感想を書きたいと思います。実は一度書いて引っ込めた記事です。
書いたきっかけは、以前紹介した水野敬也さんの「LOVE理論」という本の女性を口説く方法の刺激が色濃く、全く異なる古典に触れてみたいと思ったからでした。
刺激の強すぎた記事はこちら(女性を口説くときにも相手目線が大事)
LOVE理論は、意中の女性をわがものにするための指南書です。女性が読むとちょっと気分が悪くなるかもしれないし、本当なの?と思うところもありますが、読み物としては大変面白い作品だと思います。そして案外真実を突いているのではと思ってます。
一方、人を動かすと言う本は100年前に書かれた古い本です。現代とは全く異なる時代背景の本なのだろうと思ったところ、その期待はいい意味に裏切られました。
<Kindle,Audible>
「人を動かす」と「LOVE理論」の二つを比較して書いてみたいと思います。
人は動かせるから女性も口説ける
「人を動かす」のなかには人に好かれる6原則があり、そこには以下のように書かれていました。
1.誠実な関心を寄せる
2.笑顔を忘れない
3.名前を覚える
4.聞き手に回る
5.関心のありかを見抜く
6.心からほめる
LOVE理論では、女性をお姫様のようにもてなすことがとても大切と主張されていました。人を動かすの方ではビジネスで成功するために、どのようにして人に動いてもらうかについて語られています。その重要な原則が上記6つの基本理念です。
自分に対して誠実で笑顔で、関心をもって話を聴いてくれる人を思い描いてみてください。そのような対応をされたときは、とても快適で「私のことを必要と思ってくれている」と良い気分になり「この人のために何かできることはないかな」と思うのではないでしょうか。
女性に対しておもてなしすることと、ビジネスで人に気持ちよく働いてもらうことは異常にも似ているのです。
いくら違うと主張しても、人は動かない
「思うように働いてくれない」、「思い通りに動いてくれない」というシーンは人に仕事をお願いして進めていると良く起こるのではないでしょうか。
しかし、いくら「それは違うよ」と諭しても何も響きません。むしろ「私は正しい」と反抗心すら抱かせてしまうのです。
人を動かすには、頭から相手の誤りを指摘することなく、相手に寄り添うことが大切なのです。寄り添い(興味を持ち)、相手を尊重することから始まります。
そうすると、相手は自分に興味を持ってくれているのと、必要としてくれているんだと思うようになります。
次に仕事のことで相手に語ったもらい、信頼関係が気づけたときに、最近〇〇だけど、もっとよくするにはどうしたらいいかな?と問いかけし相手に考えしゃべらせてみることで初めて変わることができます。
本を読んで実践すること|寄り添う・話を聞く
本書の内容は、家庭や仕事、さまざまな場面で取り入れていることができると思いました。実際やってみるとじれったく、少し時間がかかります。
まずは、相手に寄り添い、どんな風にしているの?と寄り添ってそうしている真意をくみ取った上でお互い話すことを気持ちに置いていこうと思います。
#3行日記 :カーネギーホールは関係なかった・・・💦
今日、勘違いしていたことに気づきました💦
デール・カーネギーは人を動かすの著者である通りビジネスで成功した偉人なのですが、ずっとその功績でカーネギーホールを建てたと思ってました。
しかし、実際にカーネギーホールを建築したのは鉄鋼王であるアンドリュー・カーネギーでした。
アンドリュー・カーネギー。たしかに聞いたことある偉人のお名前です。いままで盛大に勘違いしておりました~。
おかげさまで、またひとつ賢くなりました!
今日も、最後まで読んでいたただきありがとうございました!
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