今日の涙。
たぶん、そう言われたらびっくりするだろうね、自分でもそう思う。
何の話かというと。
今、ゲルソン療法と平行してやっていることは、マーク・エインリー氏が提唱する「コンテンポラリー風水」に従ってお部屋を改造することで、これは正直私の方から能動的に働きかけているというわけではなく、私のメルマガを読んでマークのアドバンス・クラスまで受講したいわゆる「エンジェルさん」たちがよってたかって私の部屋を提案してくれているのを、私はただ俎の鯉になっているという感じなのだが、そのエンジェルさんのひとりとチャットしていて、私が突然
「今、家の中にほっとする場所がない。。。。っていうか、今まで人生の中で一度も持ったことがない」
って言ったら、
「ひょえ~~」って言われたのだ。
「私だったら真っ先にそのスペース考えますけど~」
そうだよねえ。これじゃ、「自分の居場所がない子」がその心を写しだしたままの家に住んできた、みたいだ。
本当のところはどうかというと、半分はそうだと思うし、半分はちょっと事情が違うのだけれどね。
でも、私は、家の中で間取り配置するときに「ほっとする場所」を作れないのは確か。作っても、結局機能しなくておさらばになってしまったりする。
今借りている家も、キッチン、ベッドルーム、ダイニング兼お教室、そしてオフィスの部分をとったら「ほっとする場所」の場所がとれなくなってしまった。
「これじゃいかん」と、一つ前の家にいたときは、シングル・カウチを買い込んだのだが、「愛ある生活を送りたいなら、シングル・ベッドとシングル・カウチが並んでいる部屋なんてもってのほか」とマークに真っ先に駄目だしされ、撤去される家具となった。
この家に来るとき、「生徒さんのこととは一線引ける、愛のある空間を作りましょうね」とエンジェルさんが言ってくれて、二階にはダブル・ベッドを配置した素敵なベッド・ルームができあがった。(前のマンションでは、生徒さんたちからダブル・ベッドが丸見えだった。「あのベッドを見ると癒される、バタンと横になりたい」と言う生徒さんまでいた)
でも、それでもそこは「ほっとする場所」ではない。ちなみに私は「ベッドで本を読む」ということができなくて、たまに試みると、あっというまに寝落ちのダークサイドに落ちる、電気をつけたまま。なので、基本、「爆睡の場所」です。
前回のシングル・カウチも合わせて、ソファーを持ったことも何回かあったのだけれど、そこで本を読み始めると、やっぱり寝てしまう(疲れているのかな?)
一方、私の家はいつもオフィス部分が大きいが、それは、私の「夢」でもあったし「宿命」でもあった。
私の頭の中はいつも、他のものに侵入されて、自分のために考えたりするスペースが全然なかったから、そうできる場所を、まず、家に作りたかった(今も家族のことに結構とられているけど、今は家族仕事用のスペースも持っているので、かなり良くなった)
でもね、オフィスができてから思ったんだ。
それで、エンジェルさんに言った。
「私が欲しいところは、『働くスペース』じゃなくて、「リラックスできて、クリエイティブになれるところなんです。そういうものが欲しかったのに、それが欲しいって今までわかってなかった」
実は、エンジェルさんたちは、私がこの願望を口に出す前から、そのスペースを作ってくれていた。
「リラックスできて、クリエイティブになれるスペース」。
エンジェルさんたちの指示通りに(私は俎の鯉なので)、庭にガーデン・テーブル置いたら、そうなっちゃったのだ!
エンジェルさん的には「エネルギーさえ取り込めれば」よかったらしいが、ここはめちゃめちゃ「リラックスできて、クリエイティブ」になれた。
「その勢いで家の中にもつくりましょう」ということになって、今、ダイニングを、ソファーとダイニングを兼ねる家具を、エンジェルさんたちが物色中です。
そこまできてやっとわかったんだけど、私が欲しかったのは「自分で、自分がわかれるスペース」。
そしてもう一つわかったのは、私が欲しかったのは、「自分の感情を感じられるスペース」だってことだ。
それは、「ほっとできる」という言葉とはちょっと違う。
自分の感情も感じて、もし、そこに誰かがいるとしたら、相手の感情も感じられるスペースがないと、居心地のいい場所というのは完成しないだろうね。
そんなものが欲しいとも、必要だとも、今までの私は考えたこともなかったのだ。
自分にないコンセプトというのは、考えつかない。
たとえば、今まで「人権」というものを与えられたことがない人が、一度たりとも「人権が欲しい」とは思わないようにね。
50歳近くになって初めて、「家には感情を感じられる場所が必要だ」ってわかったんですよ。
ひどい話な気がしません?
だから私は、今日、泣きました。
ちなみに本日のカバー写真は、エンジェルさんたちが作ってくれた、我が家の「リラックスしてクリエイティブになれるスペース」です。雨や雪の日は使えないのが欠点ですが、そのうち家の中にもできるでしょう。
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