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従位接続詞と従位節は、文としゃべる人をおとなにする (ドリル13配信しました)vol.023

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~「しみこませる」英語力  by ロービーティジャパン 石塚とも~

従位接続詞と従位節は、文としゃべる人をおとなにする (ドリル13配信しました)

――――――――――――――――――――――――――――vol.023☆★☆

こんにちは、ロービューティジャパン代表の石塚ともでございます。

ロービューティジャパンの英語教室で
5年間以上生徒さんにお教えした中で
「こうすれば上達が早く、しかも忘れない」
というポイントをお伝えし、
実際に体験していただくメルマガです。

ですから、たくさん練習問題をリリースしますので、
ぜひやってみてください!

初めての方は、サンプル号(vol.000)から
順を追って読み進めることをお勧めします。
サンプル号&アーカイブ
http://archives.mag2.com/0001675727/00000000000000000.html

練習問題のリストはこちらから「ロービューティジャパン 英語」と
検索してください。
http://www.dlmarket.jp/products/list2.php

最新ドリル 練習ドリルその13を配信しました。
ドリル10に続き、Alice in Wonderland を使って、
従位接続詞とそれに続く従位節を探す癖を付ける練習です!

その13 ロービューティジャパンの英語練習ドリル(無料版) 従位接続詞(じゅういせつぞくし)をもう一度 Alice in Wonderland その2
https://www.dlmarket.jp/products/detail/483000

その11(9の解答) 
https://www.dlmarket.jp/products/detail/481112

その12(10の解答)
https://www.dlmarket.jp/products/detail/481811

単なる答えだけではなく、
どのような経緯で答えにいたるのか、
順をおって解説しています。


一週間で次のメルマガ発行できました^^

来週からもこのペースを続けるのが目標です、
目標というか計画です^^

さて、「主節(しゅせつ)」と「従位節(じゅういせつ)」という
二組以上のSVがある文を理解できる能力を身につけることは、
それならいにハードルが高いことではありますが、
おとな、というか、ある程度思考能力が育って来た
年齢の人間は、この能力が身に付いていないと、
なんとも窮屈な思いをすることになります。
できないと、言いたいことが全然言えなくなりますので。。。

というのは、従位節というのは、たいていの場合、
主節のVに情報を加える(=修飾する)のですが、
これがあるのとないのでは、文の「深み」というものが
違うからです。

……理屈をこねだすとわかりづらくなるので、
例を見て行きましょう。


「食べる」という動詞があります。
(主語は省略します。また、例文によって時制が変わります)

「食べる」だけだったら、
一瞬の出来事の描写です。「点」というか。

それに対し、

「おなかがすいたから」「食べた」(理由)
「それが好物でないにもかかわらず」「食べた」(反意)
「天気がよければ」「(外でランチを)食べるだろう」(条件)
「イライラしている時」「(たくさん)食べてしまう」(時)
「私のお気に入りのレストランに行って」「食事しましょう」(場所)
「(味の濃いものをたくさん)食べた」「だからのどが乾く」(結果)

etc, etc

というように、二つの節がある文というのは、
「主節」と「従位節」二つの点があります。
この点と点の関係性が文の中に立ち現れます。
それによって、文に深みが出る、と、同時に
その文を語る人の人生にも深みが出てくるんですね。

反対に、
「食べた!」
「食べる!」
だけの文だったら、なんだか子どもっぽく感じません?

SVが一組の文というのは、
よく言えば、「今に集中して生きてる(笑)」
わるく言えば、「刹那的、今の感情中心」
なんです。

「子どもっぽい」と書きましたが、
実際は、子どもでもSV二組以上の文は早い段階で
使えるようになり、
今回のAlice in Wonderland の冒頭でも、
問題文からははずしましたが、SVが三組の文とか四組の分とか出て来ます。

子どもも読者対象の本ですから
この本を読める子どもは、
SVが三組でも四組でも理解しているということになります。

初心者にはとてもハードルが高く思えるかもしれませんが、
少なくとも、「ここにSVがある!」ということを
発見しようとする目が育っていなければ、
たくさんの語の森の中で迷って、溺れてしまうように
感じるでしょう。

でも反対に、「ここにSVがある、ここにもSVがある」
と見つけられるようになれば、それが森の中の目印のようになって
迷わずに進んで行くことができるんです。

今まで文を見たり聞いたりしたときに
「ここがSVだ」って意識しながら
読むように、あるいは聞くようにしていましたか?

したことがなかったら、ぜひ一度試してみていただきたいのです。

それで世界が変わるかどうか。
理解するときに「目印」みたいなものが
しっかり見えてくるかどうか。

…というわけで、引き続き、
「SVを見分ける」
「従位接続詞に目をつける」
癖がしみこむように、
問題をつくりましたので、
ぜひやってみてください!
https://www.dlmarket.jp/products/detail/483000
(問題文は二つです)

今回は以上です。

練習ドリルをやるごとに、
お手元にある英語の教本なりTOEIC の問題集なり
英語のペーパーバックなり、
開いてちょっと目を通してみてください。
たぶん、もう変化が出てると思います。
英語の一語一語が持つ情報が、
入って来て、消化される能力が
違って来てるんじゃないかと思います。

今後共どうぞよろしくお願いいたします。

「練習ドリルやりました」という報告、および、感想、
間違いの指摘などを送れる連絡フォームを作りました。
今後の練習問題は、みなさんが負担にならず
でも「次が来た~」と燃えられる間隔で
出して行きたいので^^
終わったらこちらのフォームで報告してください。
達成の数で感覚を決めたり、ドリル作成に反映させていきますので
どんどん報告お願いします!
https://goo.gl/YdCtbR
このメルマガに返信するか、
または下記のフォームから
「簡単だった」「難しかった」
「ここがわからない」「これは間違っているのでは?」
などの感想が送れますので、
ぜひやってみてください。
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送ってくださった方のフィードバックを反映させて、
次回以降のドリルも作っていきます。

~「しみこませる」英語力 by ロービューティジャパン石塚とも~

発行 155部

発行人・石塚とものプロフィール
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