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APAアワード2022

ありがたいことに日本広告写真家協会の主催する、APAアワード2022に入選させて頂きました。

授賞式と展示に参加してきましたよ!

APA AWARD 2022

「公益社団法人日本広告写真家協会公募展(APAアワード)」は1961年より開催されている歴史ある写真の公募展で、これまでに著名な写真家を数多く輩出してきました。実際の広告として世の中に流通した作品を募集する「広告作品部門」。写真家の新たな表現への挑戦を募集する「写真作品部門」の2部門からなる公募展です。

東京都写真美術館。入選作品のモデルの天宮来来来と。

展示は128作品。組写真もあるので展示枚数は200枚以上あるんじゃないかな?
広いはずの東京都写真美術館でかなり近接して飾られておりその密度は圧巻!
しかもジャンルがかなり多岐に渡りながらも並べ方が緻密に計算されていてとても見やすくなっておりました。
とは言え本当にジャンル豊富過ぎて、写真とは何かが見れば見るほど混沌としてくる。この感覚は是非現地で体験してほしい(笑
ジャンルが豊富と言えば。コンテストに送る時って何を重視すればいいんだろうって迷うと思うんですけど、APAに限って言えばテーマに沿うことは必要だと思いますが自分の信じる写真を送ればいいんだなと。偶然性、発想力、美しさや迫力、技術力、テーマ性、どこに重点を置いていようとも、素晴らしい作品は評価してくれるのだと感じました。あまり深く考えず、自分の良いと思う写真を送るのがいいのかもしれません。

ここでまさかのiPhoneで撮影。笑

入選作品の全景はぜひ会場でご覧ください(笑

展示作品の製作は、サイズのみ指定されていて、自家プリントしたものを送るとパネルにしてくれる形式。
なのでプリント時点までは何をしてもいいようで。
金属にプリントしている方や、特殊な用紙を使っている方、プリント後に彩色している方などいらっしゃいました。
ちなみに会場の照明は当然ながら5000K 100カンデラ。※
審査はデジタル画像だったので変えるとよくないと思いそのままプリントしたのですが調整するべきでしたね。。
展示慣れしていかねば……。

※5000K 100カンデラ
(目視で確認なので何か適当なことを言っているかもしれない)
5000K 80~120cd/m2 印刷物を見るときの基準光。
簡単に言うと一般的なPCモニターと比べると赤め暗め(というかPCモニターが青くて明るい)。
今回に関しては「もう少し明るくプリントしても良かったなぁ」という事を小難しく言っている。

その後授賞式へ。
白鳥会長を始めとする方々からの祝辞のご挨拶と入賞者への賞の授与、受賞者のコメント。
フライヤーにもなっている文部科学大臣賞に選ばれた益健二さんのコメントがめちゃくちゃ謙遜していて、謙遜し過ぎでちょっと面白くなっていて、きっととてもいいキャラの人なんだろうなと思いました。思いっきり拍手した。
ちなみにご本人が「なぜこの写真がということも言われる」と仰っていたのですが、あの写真は凄いです。見どころやポイントはたくさんあるけれど、まずあんなに完全な角度で斜めに何本も平行線いれたりできないですし。そこに注目させるタイトルも秀逸。

展示点数が多かったのと、この日は授賞式もあり出展者、関係者も多くかなり混んでいました。
またゆっくり観に行こうと思います。

展示は3月13日まで東京都写真美術館。
ご観覧おまちしております。

APAアワード2022
第50回公益社団法人日本広告写真家協会公募展

会期:2022年2月26日(土)~3月13日(日)
開館時間:10:00-18:00 (木・金曜は20:00まで/入館は閉館の30分前まで)
休館日:毎週月曜日
東京都写真美術館にて写真作品部門の入賞・入選作品の展覧会を3月13日まで開催しています。写真文化の活況と発展の一助となることを目指して続けてきた公募展は50回を迎えました。皆様のお越しを心よりお待ち申し上げます。
https://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-4130.html

Carpe diem.
Memento mori.

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