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さよなら中野サンプラザ音楽祭へのフラスタ企画に込めた愛

「さよなら中野サンプラザ音楽祭」の初日、寿美菜子さんと豊崎愛生さんの公演に対するフラスタ企画を主催しました、ちいごむと申します。

本noteでは、私がこの企画を主催するきっかけとなったしーにゃんにゃんイベントの感想を述べつつ、フラスタ企画やライブに対する思いを溢れさせていきます。

改めまして、今回の企画にご参加くださった皆様、本当にありがとうございます。10人来てくれたらありがたいなと思っていた企画に、30人弱の方が参加していただき本当に嬉しかったです。
皆さんとお話できて、写真も撮れて、素敵な思い出になりました。

ことの発端~しーにゃんにゃんイベントを振り返る~

私がフラスタ企画を主催しようと思った背景には、4月22日に開催された「「スフィアの4 colors LABO」オフラインイベント~しーにゃんにゃんだよ!全員集合!!」での思い出があります。

まず、しーにゃんにゃんイベントの感想を軽く述べると、これでもかというくらい笑えて、4人のバランスの良さを再確認できる楽しいイベントだったと思います。

今の私の中で、スフィアはもはや「概念✨」として大好きで、私の大事な居場所だと思っています。
もちろんライブがあれば嬉しいし、声優とユニット活動を両立させている姿がスフィアの強みのような気もしているのですが、それ以前に今後も4人がスフィアで私が5人目という実感があるなら満たされ続けていくのではないかとすら思っています。

この観点にたつと、今回のイベントはスフィアが続いていく確信を手に入れることができた良いイベントだったと思います。
4人が今後したいことを(妄想だとしても)はっきりと口にしてくれたり、最後の挨拶でこれからもよろしくって大事そうに伝えてくれたりして、本当に嬉しかったです。

だけれども、エモすぎなかったということがポイントだと思っていて。変に14年を振り返るイベントすぎると「これからは節目にしかイベントを開催しないのかな」と不安になっていたかもしれないんですが、あくまでもYouTube企画の延長線上のイベントとして「会える機会ができたから楽しもうね!」みたいな明るい雰囲気があって居心地がよかったです。また、ふらっとやってくれるかもな~みたいな重すぎない期待が生まれました。

しかし、1つだけひっかかることがありました。それはMCでの「まだこんなに人が集まってくれるなんて」という趣旨の発言です。この言葉の裏には「3年ぶりのイベントなのに来てくれてありがとう」といういたって自然な感謝の気持ちが隠れていることは分かるのですが、生で聞いたときはなんだか自分たちに自信がないような発言に聞こえて、少し悔しい気持ちになりました。もっといえば、その自信の無さが今後の活動を狭めることに繋がりはしないかという心配も生まれていたような気がします。
(考えすぎな気もしますが、当日は興奮していたのでプラスにもマイナスにも感受性マックス状態になっていました。)

私はこの3年間でスフィアやメンバーのファンになった人を知っているし、私自身もこの3年でより愛を深めたりファン同士の交友関係も広くなったりしていて、めちゃくちゃ現在進行形でスフィアのことが大好きだから「まだ」っていう言葉選びに悔しさや不安を覚えたのだと思います。
特にこの日は過去一たくさんのファンの方とお会いできて、スフィア好き好きモードが全開でしたので。

フラスタに思いを込めて

そのような悔しさを抱えたまま、寿美菜子さんと豊崎愛生さんのライブに向けての復習を進めていた中、「さよなら中野サンプラザ音楽祭」のTwitterでスタンド花の送付に関するお知らせが流れました。

当日まで1週間というタイミングでの発表に面喰いつつ、思い出していたのはしーにゃんにゃんイベントでのMCです。

スタンド花が出せるにも関わらず寂しいロビーだとしたら、ひょっとすると2人をがっかりさせてしまうかもしれない!
たくさんのファンがお2人を大好きで、会えることを楽しみしてきたと伝えたい!!

この一心で、いろんなところへの連絡を始めました。

さて、今回のデザインは、パネル製作で大変お世話になったやはらさんとの話し合いの中で構築されていきました。デザインとしては、お2人のイメージカラーである紫と緑を均等に使ったお花とバルーン、メイクマとよだれむしを添えた参加者プレート、そして音楽祭の公式ロゴと「中野サンプラザありがとう‼‼!」のメッセージの構成になっています。

一番気にしたのは、音楽祭の公式ロゴが青色、メッセージの!が5つであることです。
このフラスタは音楽祭に出演される寿美菜子さんと豊崎愛生さんに宛てたものであることには間違いなく、その前提でデザインを考えました。
しかし、本来はスフィアの4人で音楽祭に出演したかったのではないかと邪推した結果、「中野サンプラザありがとう‼‼!」の部分だけはスフィアの4人とこれまでに5人目として中野サンプラザを訪れたすべてのスフィアファン一同で感謝を述べているイメージのデザインになっています。

ありがとう中野サンプラザ!!

最後に、ライブの感想を述べるとすれば、最高の言葉に尽きます

豊崎さんのパートは、半分以上泣いていたというくらい感動しました。
特に、「letter writer」は私が大学受験前最後に参加したベストライブで合唱した思い出の曲で、あれから第一志望の大学で充実した4年間を過ごしたのち新社会人として奮闘している中で合唱できたことに感激しました。大袈裟かもしれないけれど、この5年間のたくさんの頑張りが肯定されたような感覚でした。

一方、美菜ちゃんのパートはパフォーマー・寿美菜子のカッコよさが堪能できました。
ほぼ4年ぶりのパフォーマンスだと言っても良いと思うのですが、ブランクを感じさせない歌声やダンスや煽りでとにかく凄かった。この4年の間にライブを何度もやっていたんじゃないかと勘違いするほどの力強さと、なぜ次のライブが決まっていないのかと疑問に思うほどの楽しさでした。

音楽性が異なる2人だからこそ前半と後半で別の感動があり、対バンライブの良さが最大限に出ていたなと思います。
3か月にもおよぶ音楽祭のトップバッターを任されるだけでも自慢の推しだというのに、中野サンプラザへの思いやファンへの思いを込めて、ここまで楽しい時間を作ってくださったことに心から敬意が溢れます。

閉演後は「良かった」しか言えない存在と化し、出し尽くした達成感に溢れていました。正に、私の人生史に残る幸せな時間でした。

最後に

この1か月、417の日だったり、しーにゃんにゃんイベントだったり、あきみなのライブだったりで、スフィアに対する熱が広がるとともに高まっているような感覚があります。

今のうちにスフィア楽曲やラジオなどに少しでも触れてもらって、いつか来るスフィア単独ライブにはたくさんのご新規さんが参加してくれることが、新しい夢です。

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