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お茶の間ヅカヲタ期【初めての「ご贔屓」と出会って退団を見届けるまでの話。(3)】

引き続き、自分語り失礼しますよ〜

テレビ画面越しに宝塚に出会った私でしたが、色々あって劇場には観に行けず。
市立図書館に置いてあった宝塚関連の本(今思えば多分非公式?あの、ファンが書いたようなやつです)を読み漁っては、知識を増やしていきました。
ヲタクはどんな手段を使ってもヲタク活動しようとするものですね。
タカラジェンヌの愛称は本名からとるんだ、みたいなこともここで学びました。

ひょんなことから知ったテレビ番組「タカラヅカカフェブレイク」にはだいぶお世話になりました。あの頃はネットも自由に使えない時代。どうやって知ったのかいまだに謎。多分、宝塚を好きという気持ちが引き寄せたんですね〜
まだまだ子供の茶の間ファンにとって、スターさんご本人が素化粧で登場して、トークと舞台映像が楽しめるこの番組はまさに神のような存在でした。

初めて観た回は今でも覚えています。貴城けいさんと緒月遠麻さんのお2人がゲストの特別回。雪組の「青い鳥を捜して/タカラヅカ・ドリームキングダム」公演中でした。
トーク中の貴城さんはとってもお茶目で可愛いのに、舞台映像ではめちゃくちゃかっこよかった!
人生で初めて、「ギャップ萌え」を経験した瞬間でした。

スサノオでアメノウズメを演じた音月さんの普段の笑顔に「かわいいなぁ!」と思ったり、男役スター瀬奈じゅんさんがエリザベートを演じた時に出演された回で「なるほど男役が女を演じることもあるのか〜」と知ったり。

今も続いているこの番組、本当に素晴らしいですよね。そして今でも、あの頃の私のような茶の間ファンを救っていると思います。

自分なりにアンテナをいっぱい張って、楽しんだお茶の間ヅカヲタ時代でした。

やがて高校受験シーズンを迎え、勉強に集中するとともにヅカヲタフェードアウト…。
さらに受験期に「ごくせん」「野ブタをプロデュース」に出会ってしまったがために、そこから一気にジャニーズの沼へ。
宝塚からは遠ざかってしまいました。

そんな私が再び宝塚に出会うのは、それから約10年後、社会人になってからです。

ここまで読んでくださって、ありがとうございました。

次回はいよいよ、宝塚初観劇のことを書こうと思います!



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