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【ビジ断!マニア】今週のもうやぁめた!(3):自動販売機をやめたら気持ちの余裕と健康が手に入った

生活や仕事のなかで「備蓄」「自動化」「断捨離」を利用して、生活の質を向上したり仕事に集中できる環境を作る方法を見つけるシリーズ「ビジ断!マニア」。今週は、僕がこれまでに実行したことや、これから実行しようとすることの「やめるメリット」を紹介していきます。みなさん自身の「やめることリスト」に加えていただけると幸いです。

「自動販売機」をやめることで得られる余裕と健康

今週は「今週のもうやぁめた!」と題しまして、僕がこれまでやめてきてよかったものを1日1個づつ紹介しています。

第3回目の今日は「自動販売機をやぁめた」。僕の場合は、もう3年ほど前に自動販売機で飲み物を買うのをやめました。

30代から40代の働き盛りの頃に毎朝買っていた缶コーヒーもきっぱりやめることになり、経済的・精神的に余裕ができた経緯とその効果を解説していきます。

今日のエントリーを読んで自動販売機での買物をやめると、次のような効果が期待できます。

●自動販売機をやめたことで実感できる効果
・ 清涼飲料水を控えることで「糖質制限」ができる・自販機の「想像以上の出費」に気づきお金に敏感になる
・思った以上に小銭を使わずに済み精神的余裕ができる

それでは、ひとつづつ詳しく解説していきましょう

清涼飲料水を控えることで「糖質制限」ができる

自動販売機に限ったことではないですが、自動販売機で買えるものの大部分は「健康に良くない嗜好品」です。

例をあげるまでもなく、タバコや清涼飲料水、ミネラルウォーターやエナジードリンクが代表例です。こうしたものって、別に買わなくても命や生活に支障ないですよね?

タバコは言うまでもなく健康に悪い上に周りの人への二次喫煙が問題になっていますし、清涼飲料水や缶コーヒーは信じられない量の砂糖がはいっています。代表的な清涼飲料水に入っている砂糖の量は次の通りです。

・コカ・コーラ(500mlペットボトル):約57g(角砂糖14〜15個分)
・ファンタ(500mlペットボトル):
約60g(角砂糖15個分)
・ポカリ・スエット(500mlペットボトル):約30g(角砂糖7〜8個分)

コロナ流行で有名になった国際機関の世界保健機構(WHO)が、一日あたりに摂取する糖分の量を多くても50g、できれば25gまでに制限することを推奨しているので、清涼飲料水がいかに多く糖分を含んでいるかがおわかりになるでしょう。

これらの数字をみてゾッとしたあなたはまだ「見込み」がありますね。いますぐ清涼飲料水や缶コーヒーを自販機で買うのはやめましょう。

「想像以上の出費」に気づきお金に敏感になる

自動販売機の飲み物は通常120円〜140円かかりますが、「これぐらいの出費は大したことない」と思っていませんか?

1日の出費はわずかでも、これが1ヶ月、1年と積み重なっていくと、馬鹿にならない出費になってきますよ。

●1ヶ月あたりの出費額
120円×30日=3,600円
●1ヶ月あたりの出費額
3,600円×12ヶ月=43,200円

なんと1年たったら4万円超も自販機に払っていることになります。いくらどんぶり勘定な人でも、これはさすがに見逃せませんね。

自販機での想像以上の出費に気づくことでお金に対する感覚が敏感になり、もっときっちりと家計を管理しようという感覚が芽生えてきますよ。

思った以上に小銭を使わずに済み精神的余裕ができる

清涼飲料水や缶コーヒーを一日何本も飲む人が、予想以上に出費していることがわかりました。

1ヶ月に3,000円もの出費を抑えることができれば、「夏でも寒かった」懐具合もかなり「暖かく」なるのではないでしょうか。

その分を100円玉や500円玉で貯金していけば、1年間で36,000円も貯めることができるのです!

貯まったお金でちょっと贅沢なデリバリー料理を頼んだり、動画ストリーミングサービスに課金登録して海外ドラマを楽しんだりすれば、けっこう人生の幸福度がアップします。

「自動販売機禁止」をきっかけに家計を見直そう

今回のエントリーでは、自動販売機での買物をやめることのメリットをお伝えしました。

もちろん、これがゴールなのではなく、これをきっかけに日ごろ使っているお金の見直しにつながれば、年間に100万円貯めることも視野に入ってきます。

そのためには、次のような地味で細かな支出のチェックを行っていく必要がありますね。

1. 財布から出る使途不明金がないか
2. 通っていないスポーツクラブなどの月会費があるか
3. 使っていないクレジットカード、サービスの年会費があるか
4. 携帯電話やアプリなどで必要ないサービスに払っていないか
5. コンビニでなんとなく買っているものはないか
6. ランチは毎回外食をしていないか
7. 銀行のATM手数料を支払っていないか
8. 生命保険は無駄に加入していないか
9. 住宅ローンは何年も見直していないか

コロナ流行による経済の落ち込みで、業績が悪化した企業のリストラが進んでいます。

こんな危機的状況だからなおさら、日々の出費に細かく気を配ってせっかく稼いだ給料がムダにならないように気をつけたいものです。

さあ、さっそく今から日ごろの自分の行動を振り返って、ムダな出費を貯金や有意義な自己投資や健康増進、本当の意味での気分転換にあてて、コロナに負けない生活を築きましょう!

編集後記

発達障害である僕は、もともと「固定費」という感覚が弱く、子供の頃から「手元にあるお金は全部使ってしまう」という悪習慣がありました。

社会人になってからもその性格は変わらず、楽器やオーディオ製品を3年ローンで衝動買いしてしまい、のちのちまで借金に悩まされることになりました。

最近になってやっと、その悪い習慣から抜け出すことができました。そのコツは、家計管理アプリに家計の記録をまかせること。

ここ数年でユーザー数がどんどん増えている「マネーフォワードME」を使ったことで、紙の家計簿やExcelで続けられなかったお金の効率的な管理をようやく実現することができました。

日々の入出金はもちろん、銀行やカードと連携させることで、自動的に出費を記録して残高がすぐわかるようになっています。

毎月いつもお金が足りなくなって困っている人に絶対オススメのアプリなので、一度使ってみてはどうでしょうか。



関西在住のWebライター/文筆家のタマゴです。私の書く文章があなたの人生を豊かにすることができていれば、ぜひサポートをお願いいたします。