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【発達障害Webライターの手記】7月12日:冷凍肉の料理法と小売店の暗い未来

今日は今にも泣き出しそうなはっきりしない天気だった。にもかかわらず、午前中は仕事探し、午後はアウトドアショップ巡り。

日頃から休養たっぷりじゃないと疲れてしまう「HSP」の僕としては、もうクタクタだけど、もういっちょ頑張っていきましょう!

ソロキャンプ生活への道

今日の学び:アウトドアへの肉持参は「冷凍」じゃなく「冷蔵」で

買い置きして冷凍庫に入れておいたグラスフェッドビーフの賞味期限が7/10で切れてしまった。まあ、いうても1日2日賞味期限が切れたところですぐに腐るわけやないから大丈夫やけど。

この斉藤ファームが販売する牛肉は100%牧草で育てた牛の肉を使用している。抗生物質や防腐剤などの使用は一切なし。薬漬けの国産牛肉とは一線を画している貴重な肉なので。大事に食したい。

カチコチの冷凍肉でもなんとか切れるナイフはないかということで、大阪のLUCUAのアウトドアフロアに出かけた。

Snowpeakなど複数のアウトドアショップがあるうち、会員登録もしていて一番信頼のおけるmont bell(モンベル)ショップの店員さんをつかまえて質問してみた。

僕:ちょっとすみません。冷凍した塊の肉をすんなり切れるナイフか包丁はありますか?
店員:冷凍肉ですか。それはちょっと難しいですね。このキッチンナイフだと肉も割と楽に切れるんですが、冷凍肉となるとキツいですね。
僕:じゃあ、そういった包丁とかナイフは置いてあるのですか?
店員:あるにはあるんですが、刃先が薄いのでやっぱり難しいですね。
むしろ料理用のノコギリのようなものじゃないと無理でしょう。

なるほど。やっぱり冷凍庫に入れっぱなしにしていた肉の塊を切るのは簡単ではないようだ。

僕:キャンプでバーベキューをするような人たちは、どうやって肉を持っていっているのですか?
店員:普通にクーラーボックスに入れて持っていかれてますよ。スーパーに売っているパックのお肉をそのまま入れてね。

ああ、そうだった。よくよく考えると、別に肉をわざわざ冷凍する必要などない。クーラーボックスさえあれば、店で買った肉をそのまま入れて持っていけばいいだけなのだった。

今後ソロキャンプに行く場合、アウトドアショップに売っているようなレトルト食品ばかりだとどうしても飽きてしまう。やはり、野外で焚き火を燃やして料理を作るのが、アウトドアの醍醐味のひとつってもんだろう。

さて、家にあるせっかくのグラスフェッドビーフはこれからどうしようか。500gもあるから結構な量なんだよね。

とりあえず冷蔵庫の方に放り込んで、ちょっと柔らかくなる明日ごろにステーキにでもするか。

アウトドア生活への第一歩:
・肉は冷凍するな!クーラーボックスで運べ!

街角マーケットウォッチ

店員の態度に見えた小売店の暗い未来

音楽業界大手のI楽器での出来事。

きのう、いかにも人の良さそうなおっさん店員に、ヤフオクで見つけたウクレレと同じモデルの取り寄せができるか尋ねてみた。

「日曜日で製造メーカーが休みなので、確認して電話します」とのこと。

明日も来るので電話はいいから確認しといてください、とお願いした。

さて、きょう午後3時ごろに立ち寄ってみると「あっ、まだ確認してない」だって。

僕とそう変わらん年齢のおっちゃんやのに、その仕事ぶりがまるで小学生の「初めてのお使い」レベルなのに驚いてしまった。

まあ、でも接客業の方はコロナ禍の状況下で気持ちをすり減らしながらがんばったはるんやから、と気を取り直しその店員さんの電話確認が終わるのを待っていた。

「やっぱりOvationUA-22のウクレレは廃盤やそうです。ここ最近は見かけたことないですね」

はあ、なるほど。ハワイの空を思わせるようなクリアなブルーのウクレレが気に入っていたのだが。

もともとエレキウクレレを希望していたし、もうひとつのPignosePGU-200MHエレキウクレレはどうなのだろう。

「すんませんがそれも今在庫がないそうです。海外生産品なものでこのところのコロナの影響で流通が滞っているそうで。次の入荷は8月になりそうです」

今回、一番気になったのは自分の探してた楽器の在庫がなかったことではない。

このコロナ禍でオンライン通販が一気に盛り上がっているご時世で、小売業の未来に対する危機感を持っていない店員が、わざわざ店まで二度も訪ねた僕に対して、自分の仕事をきっちりやっていなかったことがショックだったのだ。

今ならばヤフオクなどのオークションサイトで中古で安い同じモデルが即決で買えて自宅まで1週間もあれば届く便利さ。欲しいモデルの検索も簡単だ。

こうした状況をまったく意に解さず緊張感のない接客を続けている実店舗の店員。こんな時こそ、対面のメリットを生かしてお客に対して親身な応対をすべきなのではないか。少なくとも僕が逆の立場ならそうしている。

これじゃあ、アマゾンをはじめとしたネットショップに対して実店舗の勝ち目はないなと、今後の日本の小売業の未来に対してとてつもなく暗い気持ちを抱いたのは僕だけだろうか。



関西在住のWebライター/文筆家のタマゴです。私の書く文章があなたの人生を豊かにすることができていれば、ぜひサポートをお願いいたします。