本日2月24日は、クロスカントリーの日、長谷川等伯忌日、エストニア独立記念日。この日の花は「サクラソウ」。花言葉は「淡い恋、純潔、無邪気」です。

記念日：クロスカントリーの日
1977年（昭和52年）2月24日、イギリスで統一ルールによる第１回選手権大会が開催されたことを記念して制定されました。

ここで言う「クロスカントリー」とは、「クロスカントリー・スキー」のことを指していますが、「クロスカントリー」にはほかにも多くの競技があり、「自動車」「自転車」「陸上競技」も含んでいます。

スキーのクロスカントリーには、次の８つの競技形式があります（ウィキペディアから引用）。

・インターバルスタート
・マス・スタート
・大衆クロスカントリー
・スキーアスロン
・パシュート
・リレー
・個人スプリント
・チーム・スプリント

スキーの発祥は古く、紀元前2,500年頃から狩人が獲物を追って移動する手段として使われたのが始まりのようです。

スポーツとして認知され始めたのは、19世紀中頃のノルウェーでスポーツや登山者の移動手段として使われ始め、スキー人口が増えるにつれてスキーを楽しむ場所としてゲレンデが作られるようになりました。

忌日：長谷川等伯
慶長15年2月24日（新暦・1610年3月19日）は、安土桃山時代から江戸時代にかけての絵師、長谷川等伯（はせがわとうはく）の命日です。

狩野永徳、海北友松らとともに桃山時代を代表する絵師で、能登国の七尾に生まれ、子供の頃は養父長谷川等春から絵の手ほどきを受けて仏画などを書いていました。やがて京都と七尾を往復しながら京都の町衆などから絵画の技法を教わるようになりました。

1571年に養父母の死をきっかけに京都に移住し、堺と京都を往復しながら千利休などと親交を結び、そのつてから徐々に大きな仕事を任されるようになっていきました。

1589年（天正17年）には大徳寺山門の天井画と柱絵を描いたことから有名画家の仲間入りを果たし、「狩野派」「長谷川派」という二大流派が並び立つ時代となったのです。代表作である「松林図屏風」が描かれたのもこのころでした。

その後大寺院から次々と制作を依頼され、押しも押されぬ大画家になるとともに、「法橋」「法眼」といった仏教界の高位を賜り、単なる町絵師ではなく「町衆」という京都の有力者となっていきました。

徳川家康の求めに従い、1610年に次男と江戸へ到着して２日目に病気を発症して死亡しました。享年72歳でした。

世界：エストニア独立記念日
1918(大正8)年2月24日、ロシア帝国崩壊に触発されて自治獲得の運動が独立運動への発展し、エストニア第一共和国の独立を宣言しました。

しかしながら、第１次世界大戦が勃発すると、エストニアを含むバルト三国はソビエト連邦に併合されてしまいました。

1920年のタルトゥ条約でソ連からの独立をいったんは承認されたものの、第二次大戦中はソ連とナチス・ドイツに代わる代わる占領され、苦難の歴史をたどりました。

1991年にソ連が崩壊すると独立回復を宣言し、国際連合にも加盟を果たしました。

その後、NATOおよびEUにも加盟したことでロシアとの関係が悪くなり、2007年には暴動やロシアからのサイバーテロを受けるなど、国内が混乱しました。

エストニアとロシアの間には領有権問題が存在しており、2014年にはいったん双方が歩み寄りを見せ国境条約批准の手前まで行きました。しかし、直前になってロシアがエストニア国内の「反露感情」を問題にして批准に応じず、そのまま足踏みをしている状態が続いています。

出来事：昭和天皇　大喪の礼
1989年（昭和64年）1月9日に逝去した昭和天皇の葬儀として、2月24日に新宿御苑にて行われた国事行為たる儀式のことです。

大喪の礼当日は休日となり、民間のテレビCMは自粛され、公共広告機構（現・ACジャパン）のCMに差し替えられたり、多くの公共施設、映画館、デパートなどが休刊となりました。

本日付の時事ニュースによると、当時の外務省は昭和天皇が崩御する7年前に、宮内庁と極秘に準備していたことが明らかになっています。

2月24日生まれの性格
2月24日生まれの人の星座は「うお座」、守護星は「海王星」、誕生石は「ルビー」です。

この日に生まれた人の性格は「真面目」「常識人」「理想重視」「直感」という言葉で表すことができます。

真面目で常識を重んじ、責任感を持って仕事を遂行するタイプです。頼まれたことにイヤと言えない性格なので、そんな役回りを演じることも多いでしょう。

自分の決めたルールにこだわりすぎて、周りから疎まれやすい傾向があります。他人に対する警戒心が強いので、異性に対してもなかなか心を開かず、信頼関係を構築するのが難しいでしょう。

一方で、心の中では人から認められたいという願望を持っているので、素直な気持ちで人に接するようにすれば、いい関係が築けることでしょう。

2月24日生まれの有名人
・鳥羽天皇（第74代天皇、1103~1156）
・寺内正毅（陸軍軍人・初代朝鮮総督・政治家、1852~1919）
・佐久間良子（女優、1939~）
・ミシェル・ルグラン（作曲家・ジャズピアニスト、1932~2019）
・スティーブ・ジョブズ（卓球選手、1993~）

編集後記

あいかわらずコロナウィルスの話題で世界中が混乱のさなかにありますが、私の喫緊の課題はなんといっても「花粉症」です。ハックション！

この5年から7年かけて和食と玄米中心の食事に変えるなどして、体質改善に努めてきましたが、さすがに花粉症は手ごわいですね。

もう一つの「秘密兵器」として、私は１年かけて「鼻うがい」の技術（？）を習得したので、これから４月ぐらいまでこれで対抗していきたいと思っています。

以前の僕は、花粉症のつらい症状を止めるために、劇的に効くこの市販薬を使っていました。

これ、ほんとうに効くんですよ。口に入れてなめたあと5分間ぐらいでたちまち効果が現れ、鼻水とくしゃみがウソのように止まるのです。

ただ、これはとても強い薬なので、注意が必要です。以前、喫煙者の友達にこの薬をすすめたら、なめているうちに顔色が真っ青になったので気持ち悪くなってやめたと言っておりました。

持病を持っている方や、たばこを吸う方はくれぐれもご注意を。

それでは、また明日。