2021年12月19日 第101回 天皇杯決勝

7年ぶりの国立

何故か3時半に目が覚めてしまい、流石に二度寝。8時頃に始動。11時、早めに家を出る。

2014年5月6日、改修前Jリーグラストマッチ以来、7年ぶりの国立競技場。新国立としてはもちろん初。

チケット記載の番号と案内表示を確認しながら座席へ。クッションに膝掛け、手袋を装備してキックオフを待つ(それでも寒かったけど)。

座席からの風景。以前とはまるで別のスタジアム。
観やすいが、傾斜はキツい。席の縦幅も狭く、移動が大変。

お祭り男の面目躍如

試合は前半6分、江坂のゴールで幸先良く先制。正直、予想していなかった展開で始まった。

1-0のまま前半を終え、後半は徐々に大分のペースになるも、集中してゴールは割らせない。

追加点が取れないまま時間が過ぎて行く中、宇賀神、槙野が投入され、逃げ切り態勢へ移行。

このまま試合終了のホイッスル…と思えたが、90分に同点に追い付かれる。グムー。やっぱりタダでは終わらせてくれないか。

まだ同点に追い付かれただけ。でも、流れは向こう、分が悪いか?延長戦も頭をよぎり、短い時間で色々な考えがグルグル。

そこへアディショナルタイム5分の表示。これなら1点取れる時間はある!

93分、コーナーの跳ね返りを柴戸がボレー。それを誰かが触ってボールがゴールに吸い込まれる。

マキ?ユニフォームを脱いで走り回っている姿で、そう確信した(笑)。にしてもだ。こんな展開、一体誰が想像できただろうか。

ルヴァンカップの川崎戦もそうだったけど、この人は実に冷静に周囲の状況を観察している。

だから動けるし、点が取れる。それに普段努力していればこそ、こういう場面をモノにできる。

結果、これが決勝点。2-1で天皇杯を制した。お祭り男、最後の大仕事&大きな置き土産。

ちょっと出来過ぎだとも思うが、何ともドラマチックな結末になった。

昔、オジェックが、ある試合後に「こんなシナリオはハリウッドの優れた脚本家だって書けやしない」ってな内容のコメントをしたことを思い出した。

これで来季はACLに再び挑めることになった。阿部ちゃんに優勝カップを掲げてもらうこともできたし、これ以上ないシーズンフィナーレ。

浦和レッズに関わる全ての人々に。おめでとうございます!そして、一年間お疲れ様でした。

また来年、スタジアムでお会いしましょう!



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