群像新人文学賞の結果発表がありました。

本日発売の群像5月号で、第62回群像新人文学賞の結果発表がありました。

今日発売ということは、先月には印刷所に出しているはずで
そうなると先々月の末ぐらいには最終候補には連絡が行っているはずです。
たぶん。

だもんで、最終候補はないだろうな、というのは
はっきり分かっていました。

そうなると、予選をどこまで通過したかだけが
興味の対象になるわけですが、まあ1次通過もないだろうな、と
うっすら思っていました。

自作の評価ってよく分からないですよね。
最近、某人が「自分の作品が面白いかどうかだけははっきりわかる」
みたいなことをおっしゃっていました。
またある某人が「自分の作品なんだから自分で面白いのは当たり前」
みたいなことをおっしゃっていました。
どっちも正しいような気がするし、かといって両者は相反する気がするし、
結局のところ、分かるのか分からないかもよく分かりません。

今回、10名ぐらいの方々に途中の稿を下読みしてもらいました。
あんまり反応が芳しくなくて、
「下読みじゃなかったら読むの止めてる」「シーズンレースなら選外」
などなど、厳しい意見が多かったような気がします。
(いい反応もあったけれど、わるい反応のほうが頭に残る)
そのへんの判断から「1次落ちだろうな」と思っていたわけです。

で、結果なのですが、4次通過でした。
2238作品中の11作品でした。

自己最高の成果だったので、よかったです。
途中稿(5稿。提出したのは10稿ぐらいだったような)では
間違いなく1次落ちぐらいのレベルだったと思うので、
それはつまり、自分の実力だけでは1次落ちということなので、
下読みして、たくさんの意見を下さった方々に感謝したいです。
ほんとうに、ありがとうございました。

あと一歩で最終候補でした。
足りなかったんでしょうね。
でもその先にさらに受賞というハードルがあるので、
まだ先は長そうです。
次作はもっともっとがんばろうと思います。

投稿作「XXXXには何が書いてあるのか分からない」は、
5月6日(月)の文学フリマ東京に持っていくかもしれません。

文学フリマ東京
https://bunfree.net/event/tokyo28/

まあまあ急なので持っていけるか分かりませんが、
もし持っていけたらよろしくお願いいたします。

ブース位置は「コ-16 デスポリンキー食堂」です。
https://c.bunfree.net/c/tokyo28/!/%E3%82%B3/16

「死とセックス」を書くのはこの作品が最後だと思うので、
この機会にぜひぜひ。
(といいつつ、今書いてる作品はやらしさが出始めていて、よくない)

それではまた。
がんばります。

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