9月が終わりました。

9月は長かったような気がするぅ~~
これといって何があったというわけでもないんですがが。
「長く感じる」というのがいいのか悪いのか、
ただこれといって何ができたわけでもないので、
ちょっともどかしい月でした。

あ、なんかちょっと掌編を書きました。
どこにも出してないんですが。
ただその出来がかなりひどいというか、
なんというか、愛のない行為はすべきじゃないなあ、と
強く思いました。

小説を書くモチベーションが何であろうと、
愛ありきでないなら、書くべきではない。
他の誰かにそう言いたいわけではなく、
100%の自戒で、次から書くものは常にそうでありたいと思います。

さて、9月の振り返りについて。
9月の戦果はこんな感じ。

小説…文學界新人賞に出しました。
読書…9冊、1100ページぐらい読みました。

小説は書きあがったものを文學界新人賞に投稿しました。
たぶん15稿だったかな。109枚で、
「平成ラストセックス」というタイトルです。
9月頭の時点では「直すとこないやん^~~」などと
余裕で構えていたのですが、直せば直すほど直す箇所がふくらみ。。
最終的に間に合わなかった気もします。。

BL俳句誌「庫内灯3」に寄稿したBL短編「Hetero Cloud Assembly」が
ベースになっています。
それにひざのうらはやおさんの「猫にコンドーム」「満室になる前に」
にインスパイアされた描写を入れて、作品にしました。
作中にラブホテルが出てくるのですが
「ラブホテルでの中のことは描かない」というのは
ラブホテルアンソロジー「満室になる前に」と同じ縛りです。

「LGBTに対する問題提起」といえばそうなのかもしれないけど
単に平成末期を生きるふたりの性を描きたかっただけです。
たくさん下読みして頂いたので、報いるためにもいい結果が出るといいな。
分かんないけど。
出したものはどうしようもないので、結果をのんびり待ちます。

読書はこのへんの本を読みました。

・死神のサイコアナリシス(穂倉瑞歌)
・ネナトウーラ アイドルの怪異事情(小高まあな)
・感受回路の首飾り(桜鬼)
・巨人よ、穴を埋めよ(そらとぶさかな)
・ぽ(へにゃらぽっちぽー)
・楽しさと惰性(そらとぶさかな)
・おもちくんメソッド(創作編)(ひざのうらはやお)
・姦の研究(野坂昭如)
・蛇を踏む(川上弘美)

神戸のHUB会に参加したり文学フリマ大阪に参加したりしたので、
同人誌シーズンに突入しました。
といっても商業誌だろうと同人誌だろうと
意識して読み方を変えたりはしないのですけど。
本を本として読むだけです。
書くときだって「同人誌だから」っていうエクズキューズを用意したりは
しないので、当たり前といえば当たり前なのですが。

では4半期恒例、2019年のQ3(7~9月)に読んだ本で打線~
いってみましょう。

1.宇宙のみなしご(遊)
2.人のセックスを笑うな(二)
3.冷たい校舎の時は止まる(中)
4.火垂るの墓(一)
5.海と毒薬(三)
6.少年たちは花火を横から見たかった(右)
7.姦の研究(捕)
8.哀しい予感(左)
9.出口のない海(投)

これにてQ3は終わり!
振り返ってみると、いい本にたくさん出会えてますね。
うれしい。

ではでは、また来月もがんばります。
いい本と出会えて、いい文章が書けますように。

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