No,110.データが世に中に伝わらない事例(高橋洋一氏のTwitterから)
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コロナの収束がみえないまま、世の中は混乱しているな~と‥そのことについてつらつらと書いてみる。
背景
コロナに関してはTwitterでもさまざまな意見が飛び交っているみたいです。
個人的には高橋洋一教授のTwitterが炎上しているのがかなり気になる。
高橋洋一氏の炎上
高橋洋一
高橋洋一氏はTwitter上で世界各国の感染者数のグラフを示し、「日本はこの程度の『さざ波』。これで五輪中止とかいうと笑笑」と発言。
それに対し「コロナで死者がいるのに、さざ波とは何事だ!」と大炎上した。
ここからは個人的な意見ですが、
そもそも高橋氏が示したデータと、「コロナで死者がいるのに!さざ波とは何事だ!」といった炎上コメントには、全く意味が違う。
炎上に加担している人は、半沢直樹のドラマをみて「いや~実際は全然違うよ~、そんな奴いないよ」といっているようなもの。
そうです、現実とは違うしそんな奴はいません。
つまり「いやいやドラマでしょ?」ってことで、フィクションです。
高橋氏は感染者数を示しただけで、ノンフィクションをつぶやいたにすぎない。
とはいえ、今回の炎上原因はツイート内の「笑笑」が感情論者を刺激したのは否めないけど‥
そもそも、学者がコロナに関する発言をして炎上するってことは、脊髄反射的に感情や感覚でぶつかってくる人が多くなっているのかも知れない。
やっぱり「自粛!自粛!」で周りの目が気になる文化※⑴では、ストレスがたまった人が多いことの表れかもしれない。※⑴相互協調的自己(周りと協調する傾向)や高コンテクスト社会(はっきり言わなくても空気を読めみたいな)
ストレスは健康や認知機能に大きな影響を及ぼすといわれているから(林・丹野、2012)脊髄反射的にSNSに感情をぶつけるのも分からなくはない。
ちなみに炎上に加担する人(匿名)の属性は以前書いたので、興味ある方にみていただければ幸いです。
炎上に加担する人の傾向
引用文献
林明明・丹野義彦(2012)「ストレス負荷後の記憶に及ぼす不安の効果」『パーソナリティ研究』 第21巻、第2号、pp194–196
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