見出し画像

No,73.BMI指数(肥満度)と健康について

BMI(肥満度)についてつらつらと書いてみる(自身のデータと単に主観で書きます)。

背景

今は会社組織(フリーエージェント)や、社会的価値観(インターネットやコンピューティングによる、趣味や価値観の多様性)においても個人の時代であるのは間違いない。

健康についても、ひと昔まえよりは確実に健康志向(禁煙やサプリ?が流行る)になっている。

私もご多分にもれず、個人の健康は個人で守るって感じで、毎年人間ドックを受けているんだが、

去年の診断で、BMI指数から10㎏痩せろと言われた(毎回どこも悪くない)。

「いやいや、まじでガリになるわ!」と思いつつ、別にどこも悪くないのに、痩せろって不思議だな〜と‥

そもそも、BMI(肥満度)は多くの人のデータをもとに導き出した値(正規分布での標準偏差に基づく)。

本人(個人)の人間ドックのデータを当てはめてもあまり意味ないというか、はっきり言って個体差が大きいから意味ない気がするけど?

といった疑問から、自分の体重と血液(生化学検査)をもとに分析してみた。

データは2014年から、毎日体重を測ってアプリに残しているものと、献血は70回(2020年12月20日現在)ほど行っている結果を使った。

詳細は、献血Web会員サービス ラブラッドのサイトhttps://www.kenketsu.jp/Loginから過去の生化学検査データ(ガンマやらコレステロール値)が見れるので、献血に行った日(※多少前後する日はある)の体重と生化学検査データをもとにデータ解析。

仮説

「体重の増えたり減ったりで血液検査に違いがあるのか」

1.調査内容

期間:2014年4月~2020年12月(n=34)

※まぁ一応時系列なんで縦断的検証(縦断的研究とまではいかないので)

体重:最大値ー最小値=8.6kg

BMI:最大値ー最小値=2.78

血液:検査結果(数値はすべて正常範囲)

2.結果

相関分析

キャプチャ

BMI指数(肥満度)γ-GTP、アルブミンとは正の相関でグリコアルブミンとは負の相関だったわ。

この結果は、BMI(肥満度)が数値が上がれば、γ-GTP、アルブミンの数値も上がり、逆にグリコアルブミンの数値は下がる(私の場合は)。

つまり、BMI(肥満度)は飲み過ぎ(アルコール過多)、食べすぎ(カロリー過多)と関連は高い(当たり前ちゃ当たり前だけど、エビデンスを示すってことなんで)。

また、BMI(肥満度)数値が上がると血糖値(グリコアルブミン)が下がる?との結果。普通は脂肪が増えると血糖値が上がりそうなもんだけど?私はそうらしいです(医療の専門家じゃないので理由はわかりません)。

※γ-GTPとは、肝、胆道、膵、腎などに多く含まれる酵素です。上昇する疾患は閉塞性黄疸、肝炎、アルコール性肝障害などです。 
※アルブミンとは、血清蛋白の50%以上を占めるアルブミンは、病気などで栄養が悪くなると減少する。
※グリコアルブミンとは、糖尿病の検査の一つです。過去2週間の血糖値が低い状態が続いていると低下し、高い状態が続いていると上昇します。糖尿病では基準値より上昇します。基準値範囲内でも15.6%以上の場合は注意が必要です。

BMI指数(肥満度)と血圧、コレステロール値などは関係ないみたいです(私の場合は)。

※コレステロールとは、血清脂質の一つで、一般に脂肪の多い食事を続けていると上昇します。また、肝臓などで作られ、肝、胆道、腎、甲状腺の病気でその値が上下することがあります。血清コレステロールが多くなると動脈硬化を起こしやすいとされています。

おわりに

お医者さんは多くの患者さんを診るので、マクロデータをもとに指標(数値)を出していかないといけない。

となると、そのデータをもとに自分で自分の身体をマネジメントする健康リテラシーが重要かもね。

最後まで読んで頂きありがとうございました。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?