フォントはフォントに大事

青森県に講演に行った帰りに主催者さんのご好意で青森県立美術館に連れて行ってもらった。素晴らしい作品群だったのですが、私の個人的に一番だったポイントは美術館の様々な場所で使われている青森フォントと呼ばれる日本語フォントでした。この記事のヘッダーの写真で使われているフォントです。縦横と斜めの線だけで構築されていて非常に印象的なものでした。

プログラマの世界は必ずしもデザインに興味がある人が多いわけではないです。しかしどのプログラマにも必ず関係するデザインの問題があります。それはプログラムを書く時にどんなフォントを使うかということです。

実は大半のフォントは文字の幅が揃っていません。しかし嬉しいことに世の中には幅が揃っている等幅フォントというのがあるのです。ちなみに私の等幅フォントはconsolasです。consolasかわいいです。等幅フォントがプログラマにおすすめです。

さて話が変わって、下はPonanzaの開発画面です。本来ならないはずのフォントがあります。ちょっと考えてみてください。

駒が逆さまになっているフォントは本来は存在しない

将棋の盤面を表現しようとすると普通は逆さまの駒を使わないとダメですよね。でも残念ながらないです。そこで多くの先人たちはひっくり返った駒を例えば「v歩」みたいに v をつけることで表現していました。ただ自分自身も将棋のプレイヤであった私にはこれは堪え難い負担でした。

そこで解決策なのですが、フォントを作りました。もちろん日本語の全部のフォントを作ったわけでなく、逆さまになった駒の14種類のフォントを新たに作って外字として登録して、使えるようにしました。

これによって、プログラムの改良が楽にできるようになりました。実はPonanzaが強かった理由のかなりの割合がこの外字を使ったことなんじゃないかと思ってます。良いデザインは思考を深化させます。つまり何が言いたいかというと、フォントはフォントに大事です。

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