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欲を持て!夢を持て!でっかく持て!

人生に成功も失敗もないのかもしれません。

ただ、生まれてきた以上、何かしらの役割があって、その役割を果たして、元の世界に戻るみたいなことはあるのだとは思います。

仮にそうだとしたら、その役割とは何なのかをきちんと理解し、その役割を果たすべく人生を過ごすことができたら、きっと幸せな人生を送れるようになるのではないでしょうか。

久しぶりに、よしりん先生の動画をご紹介します。

サムネイルには、「夢は持て!」、「欲は持つな!」と書いてあります。

要約するとこんな感じです。

欲には「大欲」と「小欲」がある。
「大欲」とは大きな欲、「大欲」のなかで一番小さいのが「世界平和」
欲は大きければ大きいほど叶う可能性が高い
同志は探すものではなく、正しいと思う行動をすれば出会えるもの。
小欲」とは、「地位」、「名誉」、「金」、「異性」など。
」というのは、自分のことではなく、世の中の幸せを願うこと。
そういう「夢」を持つべきである。

言っていること、いちいちその通りだと思います。ただし、サムネイルの言葉をあわせて考えると、少し分かりにくいように感じます。

欲は持つな!」と言いつつも、「大欲」はいいけど、「小欲」はダメとなると、ちょっと分かりづらいように思うのです。結局、「欲」にもいろいろあるわけですから、「欲は持つな!」は違います

ということで、この動画の内容、ちょっと私なりにアレンジして、話をまとめてみます。

そもそも、人間に「欲を持つな」というのは、かなりキツイです。

人間にとって「欲」は、生きるためのエネルギー源でもあります。それをなくせというのは、生きるエネルギーを奪うことにもなるので、そういう言い方は、あまり適切でないかもしれません。

したがって私は、「欲は持て!」と言ってあげていいと思っています。「欲」は人間にとって、生きるための大事な原動力です。

ただし、欲を持つにあたっては、「自分と宇宙の一致」が重要です。

けれども、こんなことを言うと「自分と宇宙の一致ってなんだ?」って話になりますよね。そもそも地球を飛び出たこともない私たちが、宇宙なんて知りもしないのに、「自分と宇宙の一致」だなんて、全くわけが分かりません。ある意味、私も同感です(笑)。

ただ、ここでいう「宇宙」とは、私たちが勝手に想像すればいいだけのものです。地球も含めて、この3次元世界(時間を入れれば4次元世界?)全体がある、それを「宇宙」と呼びます。想像するだけですから、簡単といえば簡単です。

さらに、その「宇宙」をひとつの大きな生命体と考えてみます。

こう考えると、生命は必ずしも生物にのみ内在するものではなくなります。生物として活動していなくても、「思考するだけの生命体」がありうるのではないかということです。つまり、生物と生命体は別物になります。

「生命とは何かを考える」より引用

このように捉えると、「自分と宇宙の一致」というのは、自分という「個体」と、宇宙という究極の「全体」とを一致させ、自分という「個の欲」を宇宙という究極の「全体の欲」とを同一化させるということです。

どうでしょう・・・伝わりますでしょうか。

さらに、ここでいう「宇宙」の部分を「集合的無意識」に読み替えると、以下の記事のようにまとめることができます

宗教には礼拝の類のものがあります。仏教でも、座禅や瞑想のようなものが行われます。とてもざっくりした言い方になりますが、これらは心を落ち着かせ、神との対話をしたり、内なる声に耳を傾けるような精神作業です。
この時、向き合っているのが「集合的無意識」と考えることができるのです。
例えば、座禅や瞑想の場合、自我を消し去ります。自我を消し去るということは、自分が意識できるレベルの心的な動きを無くすということです。それはまさに無意識と向き合うということになります。
その結果、向き合っている無意識というのが、まさに「集合的無意識」であるという解釈が成り立ちえます。この「集合的無意識」とは、自分だけの無意識ではありません。それは「集合的」なので、他者とも共有している無意識になります。
このことは、例えば「他者の喜びとは何か」を知るであったり、「他者の痛み」を知るということにも繋がります。もっと言えば、「他者が自分に何を望んでいるか」を知ることであり、「他者に対して自分がすべきこと」を知ることでもあります。
それを知るということは、とても大切です。

「集合的無意識と悟り」より引用

要するに、欲は持てばいいのです。

ただし、せっかくならば、自分だけでなく他人様のことを考えてみましょう。他人様だけでなく、地球全体のことを考えてみましょう。地球どころか、この宇宙の理を考えて、それら全体のための欲をもってみましょう。

そういう大きな欲をもっていると、不思議なことに自ずと道が拓けてしまう、そういうことです。これは私も100%同意です。

それがピンとこない方は、座禅とか瞑想とか、そういうことをやってみるのもいいのではないでしょうか。

成功とか、失敗の話がしたいわけではありません

けど、何が幸せなのかどういう人生を過ごして終えていきたいのかを考えるとき、欲は持てばいいし、夢もあった方がいいし、それらはとことん大きく考えましょうね、ということです。

でっかくです!とことんです!


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